「語数より冊数?」 やさしい本の力

2013年5月 6日
カテゴリ : 多読, 多読のパラドックス
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NPO多言語多読の facebook ページに投稿したものですが、この話題にも
直接関わるので、こちらに再掲します。

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これはもう報告したような気がするのですが、まだだったかもしれない。NPO多言語多読の事務所/読書室でやさしい本をたっぷり楽しんだお二人の感想をtwitterで発見しました。

 

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そう言えば、この間Tさんが分厚い本を持ってて「NPOでやさしい本をいっぱい読んだらこういうのが読めるようになった気がする」と仰ってました。私もなのかな?以前背伸びばっかりして撃沈してた時と違ってやさしいの沢山読んでる今、楽な気持ちで読める気が。

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どういうことなんでしょうね、こういう変化は? 
やさしい英語にしか触れていないのに、長くむずかしい本が大きな壁ではなくなる・・・

でもそういう「謎」な例は実はこれまでにもあって、黄色レベル(1冊5000語から1万語くらいまで)の本しか読まずにかなりむずかしい「長文」が出題される大学に合格したSくん。絵本を9万語しか読まず、準備なしでTOEIC300点上がったHくん。黄色レベルから(愛の力で?)いきなり Hannibal を読んだ「Kian」さん・・・ 不思議な事はいくらでも起きているという気がします。

それはひょっとして多読・tadokuという扉が体の奥にまで通じているから? 
これもNPOの研究テーマの一つです。