オックスフォード報告です。

2010年3月22日
カテゴリ : 多読, 多読的リスニング(多聴), みんなの集まり, 日本語多読研究会, 多読支援
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2週間になんなんとする旅から帰って参りました。

ブログ記事のタネは出発前からたまりにたまっているので、
ごく簡単に・・・

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その上原稿もまだ4分3しか書けていないし・・・

オックスフォード大学での講演はうまく行きませんでした・・・
どうも講演中から反応がもう一つでした。原因がすぐにわかれば話の内容を変える
こともできたのですが、わかったのはマドリードに移動してからのこと、つまり
後の祭りでした。

つまり、オックスフォード大学で日本語を学んでいる学生たちは辞書と文法と
訳読というこれまでのやり方で自分はうまくいっているという自信を持っていた
のですね。だから辞書を使わないことなど最初から考えられなかったのでしょう。
まして絵本からはじめる読むなんて!というわけです。

日本では「なぜ英語ができないのだろう?」という人向けに話をすることが多いので、
そのままの聴衆を想定したのが間違いでした。

ま、これも一つの経験(learning experience)ということで・・・

ついでに講演の方は写真も暗くて載せられません。

そこで、次の日にやったワークショップの写真をお見せします。
講演は英語でしたが、こちらは日本語で支援しました。

実はこちらはかなり好評で、学生たちは教科書の短い文しか読んだことがなくて、
訳さなくていい、ディスカッションをしなくていい、ただの読書はかなり気に入った
ようでした。日本語多読研究会の作った段階別読み物をむさぼるように
読んでいました。写真を見ると真剣に読んでいる様子がわかります。

20100312231535(2).JPG

講演とワークショップを逆にするべきだったかな?