多読のパラドックス
2009年10月20日
カテゴリ : 多読, 多読のパラドックス
つい最近、ブログ記事の分類に「多読のパラドックス」というカテゴリーをつくりました。
わたしはもともとパラドックスが好きなのですが・・・
(アンブローズ・ビアスの「悪魔の辞典」によると
「人目を惹くために逆立ちした真実」だったかな?)
多読関係は実にそういうパラドックスが多くて、うれしくなってしまいます・・・
***********************************
で、今回は「Julie」さんのブログからいただいてきました。
「英語力」ということばは変なものですが(それなのに「さよなら英文法! 多読が
育てる英語力」という本を書いていますが)、「英語が自分のものになってきた、
なった、使える!」という地点に立ったらとてもうれしいだろうと思うのですが、
Julieさんによると、その瞬間は捉えることができない、という意味だとわたしは
読みました。
「あれ? いまのは英語だった?」という風にいわば「double take」
「お、おっと!」という風に確認することになる。
つまり「英語」が「内容」の裏に隠れることが「英語力が発現した」という
ことなのだろうと・・・ ね、パラドックスでしょ?
みなさん、こういう「変なこと、不思議なこと」を見つけたら、報告をお願いします!
Julieさん、ありがとー!