英語がそのままわかること

2009年7月31日
カテゴリ : 多読, をさなごのやうに
タグ:

「訂正版・・・ あなたは2002年を覚えているか? --「アトム」さんのブログから」
以来アトムさんづいていますが、どうもアトムさんはこのごろ「来し方」を「思えば遠く
来たもんだ」と振り返りたい心境らしくて、矢継ぎ早に英語のとのつきあいをブログで
語っています
。それがたまたまわたしの言いたいことと重なっている・・・

とはいえわたしは多くを付け加えないことにします。

    (というのは、もう一度お断りするとアトムさんのブログとこのブログの横幅の
     違いで、借りてきた記事の体裁が大幅に狂ってしまうので、うまく感想を
     付け加えられない・・・)

以下「続き」の中では
* 英語を英語のまま読んできて、アトムさん自身がああよかったなと思っていること
* アトムさんが「単語」と書くときは、「あくまでも文章の中にあることばたち」のとだ
ということ(わたしのことばで言えば「ことばの最小単位は語ではない」!)、に
わたしは注目したことをここで書いておきます。

    (そしてわたし個人としてはもう一つ--蘊蓄は英語を日本語で
     説明してしまうこと--なるほど・・・ですね。蘊蓄を英語でやれるように
     なりたいなあ! まことに、日本語強敵、です。)

以下すべて引用です。

***********************************

「最近しみじみ感じたこと」にまだたどり着いてないので、続きます。
何日かかるのさ。
長くなりそうなので、このタイトルも前後編でお届けします。

昨日は
本は最初に書かれた言語で読むのが私の目標さ!
ということを長々と書きました。

私は、英語を読むときは日本語に邪魔されたくない、という思いが強い。

っていうか、英語と日本語じゃ日本語のほうがかなり読みやすいじゃん。母語だし。
私ね、高校の頃から英語の参考書なんかで、英文のそばに日本語訳が書いてある
と、間違いなく日本語訳しか読んでなかったもん。英語のための本なのに。
すぐ日本語に流れてちゃう。日本語強すぎ。

今もそう。

あと、言葉って深いものだと思うのね。
今までも某掲示板でいろいろな人にいわれていましたが、
一つの言葉(英単語)が一つの訳(日本語)に収まるわけがナイ。
(小難しい学術関係の単語なんかは別でしょうけれど)

よく使われる単語ほど深いですよね。
例えば、よく言われるけどmakeとかtakeみたいな。
そういう単語を、
私は日本語を介さないでそのままのイメージをつかみたい、と思っているのです。
それが理想なのです。

いやね、単語の意味の裏にある背景なんかを日本語で説明されちゃうと、
その日本語が頭に残ってしまって、その単語の意味がその日本語によって限定され
てしまって、その周りの言葉にできないぼやーっとしたイメージがつかめなくなる
感じがするのです。
日本語強敵。

私が英語の薀蓄がキライなのはそれゆえ。
某英語学習雑誌を、持ってるのに読まないのはそれゆえ。

脳の中の英語部分と日本語部分の間に橋をかけたくないんですね。つなげたくない。
私の脳内の英語部分は日本語部分に比べてまだまだ弱いので、
守ってやらないといけないのです。
守らないと、日本語にすぐさま侵食されていまう。

あ、もしかして、

昨日、原書を読んだ後に訳本を読んで拒絶反応を起こしたことを書きましたが、

読後直後で、脳の英語部分がオープンになっているところに日本語を読んだので、
ダメダメダメダメ、日本語が入ってきたらダメー!
という現象が起こったのでしょうか。それも拒絶反応の一因だったのでしょうか。


今、私はここで単語、単語、といっていますが、
一つの単語そのもの、文から単語を一つ抜き出した、その単語について、
ということではなくって
(例えば試験にあるような「このmakeの意味はどれだ」みたいなことではなくって)、
あくまでも文章の中にある言葉たち、というか、
そんなことを書きたかったのですが、もう十分長くなったので、次回。