知多講演会から・・・

知多講演会は100人を超える人たちが参加してくださったそうです。
その中にYYさんという方がいらっしゃって、さっそくメールをくださいました・・・

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酒井先生、はじめまして。
1月30日（土）に行われた、知多市立中央図書館での講座に参加させていただいたYYと申します。
私は英文多読を1年半ほど前にはじめ、あまり勢いはありませんが、
マイペースで楽しんでいます。

多読を始める人の中には、脱兎のごとき勢いの人、ひなたぼっこの亀のごとき
のんびりの人（islaverdeさんの妹さんですね！）、いろいろいますからね、
どちらにせよ、マイペースがいちばん！

知多での講座は、楽しくてためになるあっという間の2時間で、参加して本当によかったです。
今、私はレベル4～5を読んでいるのですが、先生や経験者の方々のお話を伺って、ORTやLLLなどの絵本から再スタートしてみようと、わくわくしてます。
講座の帰りにさっそくLLLシリーズのFoundation Step と Step1を10冊借りました。
そのなかで、
　・A Walk with Sam
　・Dizzy
　・Hide and Seek
の、字のない3冊はお話が続きになっていると小4の娘が言いましたので、本当に先生がおっしゃっていたとおり、子どもの観察力はすごいなあと、なんだかうれしくなってしまい、大したことでもありませんがメールさせていただいております。

こどもの観察力というのはすごいものです。
我が家でも息子が赤ん坊のころ、部屋の中に新しいものがあると、かならずさっと
はいはいしていって、つかもうとしました。

ま、こどもは頭の中がスカスカですからね、なんでも入りやすいのですよ。
わたしのように頭の中に知識と知恵がいっぱい入っていると、なかなか
新しいものははいってこないし、ぽろりとはげ落ちやすい・・・

どうつながっているのかというと、A Walk with Sam の最後で靴紐を結んでいたので、Dizzy の冒頭で Sam はみんなから遅れて公園に入っている、そして思い切り遊具を回して遊んだあとなので、Hide and Seek の冒頭で遊具がまだ回っている、という具合です。

これはおどろきましたねえ・・・
よくまあそこまで見ているもんだ・・・
Oxford Reading Tree の　Camcorder　と　Poor Old Mum の巻の話も
すごいですが、これも匹敵しますね・・・！

Hide and Seek に出てくるSamのピンクのシャツはどこにあったのかと疑問がわきますが、超コンパクトに折りたためるシャツで、ポケットに入れてあったんだと推測しておもしろがっています。

わ！　いくらでも見つけますね！！
こどもの観察力におどろくことで、おとなは少しだけ頭と心に隙間を作ることが
できると期待します。その隙間に少しだけ、新しいことが入って、収まる・・・

私はHarry Potter（US版）のオーディオブックがとても好きで、家事や犬の散歩をしながら聴いています。
6巻→7巻→1巻→2巻→3巻ときて、今は4巻を聴いていますが、今回はじめて、いきなり最後まで通しで聴くことができました。
これまでは、家事や散歩のきりがつくまでは聴き続け、次に聴くときは分かりにくかったところに戻り、ほとんど内容が取れるまでは何回も同じ章からスタートするという形で進んできましたが、今回の4巻は一度でほとんど内容がわかったため、一気に最後まで聴いてしまいました。聴く力がちょっとはついてきたのかなと、嬉しく思っています。

楽しんでいらっしゃったからこそ起きたのでしょうね。
YYさんのうれしさがわかるような気がしますよ！