【毒】 will と be going to 再び「間者猫」さんのブログから

2010年2月13日
カテゴリ : 多読, ウンチク
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ま、わたしの考えについては言わないようにと思いつつ、こうして何度も記事に
していると、どういう方向か、丸わかりですね。

で、猫さんのブログは Captain Underpants から例を引いています。
おバカ系と【毒】印の組み合わせがおかしいので、引用させてもらいます。

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2月11日付の元の記事には最初に will と be going to について、
いきなり違いを書いてあるのですが、いくらなんでもそれは「毒」すぎるので、
それはここでは省いて、間者猫さんが見つけた実例のところだけ引用します。
最初から読みたい人は猫さんのブログに行ってください。 

will と be going to の一例について分かりやすい例があったので紹介します。

出典は
Captain Underpants and the Perilous Plot of Professor Poopypants
です(笑)。

Professor Poopypantsがニューヨークのカフェで見た新聞で
理科の先生になろうと決心するところと
8章の最初の授業のシーン(pp51-pp53)です。

"THAT'S IT!" he cried.
"I'll become an elementary school science teacher!"
"I'll work really hard, and soon, people will come to respect me and see what a genius I am.
Then I can introduce my great inventions to the world!"
Pippy Poopypants was certain that the one place people wouldn't laugh at his name was at an elementary school.
"Kids are so accepting and loving," he said. "You can always count on the sweetness and innocence of children!"

CHAPTER 8 THE SWEETNESS AND INNOCENCE OF CHILDREN

"Hello, boys and girls," said the professor a week later.
"I'm going to be your new science teacher. My name is...

そういえば would や can もでてきてますね。
恐るべし、Captain Underpants!(笑)

見事な例ですね・・・
ただしわたしは「こういうmangaを英語の授業で使えばいいのに」と言いたい
わけではありません。

こういう例は、たくさん読んだあとで「勘で得た洞察を実例で確認」しているだけで、
まったく同じ実例を「たくさん読む前に」見せられても、次の日には忘れている
でしょう。原理的にも、歴史的にも「文法はあとからついてくる」ものなのです。

それにしてもまことに恐るべき Captain Underpants ですが、
おなじ感嘆の気持ちをこめて、恐るべし、やさしい絵本! とも言えますね。

間者猫さん、すばらしい例をありがとー!