「単語の暗記」と「もののなまえをしりたい!」について・・・ 告白篇
2009年11月 4日
カテゴリ : 多読
タグ: やさしい絵本, 好奇心
おなじ表題の最初の記事を読んだある方からメールが届きました。
なぜか匿名希望です。
こういうメールが来ると、そしてブログ引用を許してくださると、うれしいです・・・
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告白じゃないですね、白状でしたね。
先生のブログの
「単語の暗記」と「もののなまえをしりたい!」について
を読んで、ちょっと救われる気持ちになったので、白状しにきました。辞書は引かないのが多読三原則の一つとわかってはいるものの
物の別の名前を知りたいという、おさえられない欲求的好奇心が
いつも私の体の中からフツフツと出てきて、手が辞書に伸びて
しまってました。
おー、おー、よくぞ白状してくださった!
そうです、わたしがその「抑えられない好奇心」をわかっていなかったために
みなさんに余計な罪悪感を持たせてしまったかもしれません。
申し訳ありませんでした・・・
でも、辞書といっても、atだonだの前置詞を調べるわけではありません。
ItやThatなどの代名詞を調べるわけでもありません。名詞が・・いや、物の名前が知りたい、本を読んでいる時に出てくる
物の正体を知りたい欲求がどうしても止められないのです。多読は辞書をひいてはいけないのなら、多読をしなければ良いんだ。
私はタドキストではなく、洋書絵本愛好家なんだ・・と、そこまで
居直って辞書を引き続けてきました。
うわー・・・ そこまで悩ませてしまいましたか・・・
辞書を引くと本を読む速度が遅くなるとも言われましたが、なんで
ゆっくりじっくり味わっちゃいけないんだ、知りたい欲求を抑えて
まで、何で早く読まなくちゃいけないんだって、ここでも居直り!
なるほど・・・ いちごんもない・・・
"I spy" や "Springboard" など、Picture dictionary的な本は、
写真で名前を教えてくれるから、辞書の必要もないようだけど、
これ・・たとえば"bat fish"って、コウモリに似た魚だけど日本語
では何ていうんだろう?と気になり辞書。「ツバメウオ」との答え
に、日本人はコウモリじゃなくてツバメに見えたんだなぁ~~~
とか(笑) なんか一つ一つ納得しないと気がすまない。
博物学的興味ですね。
いつだったか、大好きな"Poppleton"のシリーズで鳥の巣箱を作って
あげる話だったかで、木の名前が"Dogwood"。
犬の木って何だろう?って、気になって辞書を引いたら「ハナミズキ」
犬の木と花水木のイメージのギャップに驚き・・・以後、庭のハナミズキ
を"Dogwood"と呼んでいたのですが、ある日ネットで花を調べていたら
日本のハナミズキとは似ても似つかぬ黄色い花がDogwoodと出ていて??
まぁ、ハナミズキはFlowering Dogwoodで、"Dogwood"の一種だと判明。そんな事もあって、最近では、辞書でとりあえず確認しておいて、
パソコン立ち上げた時に、Wikipediaの英語版で写真を確認したり
yahoo.comでImage Searchしてみたり・・
「まりあ」さんが Google の画像検索を勧めていますね。
こんな事ばかりしているので、本の読む語数と速度は、それはそれは
超スローペースなのですが・・・・、
洋書絵本を読み始めてから知った、物の英語名は数え切れないくらい
ぎゃ!
でも、この単語(物の英語名)も「単語を覚えなきゃ」と必死に覚え
たのではなく、単なる好奇心で何時の間にか体に染み込んでいった
だけです。
最近、たまに少し文字の多い本も読む事もあるけど、そんな時、
文字からイメージが広がっていけるようになっているので、
これで良いのかな?
また映像が頭に浮かばなくなったら、辞書引いて、ネットで調べて
邪道でも、こんな読み方を、ずっと、物の英語名を全部知り尽くすまで
続けていく事と思います。
いやいや、とても貴重な話です!
単なる好奇心--それをわたしはわかっていなかった・・・
I Spy シリーズを見て、名前から物を探して、やっと気がつきました。
こんな事は、内緒にしておこうと思っていたのですが、
ドーピング的単語の暗記じゃなければ許してもらえるのかな?
と思って白状したまでです。ではまた、いつかどこかで!!(^^)/~~~
Happy Searching!
はい、もちろん「許しますよ」!
というよりもちろん、わたしの方から「許してください」というところですね。
好奇心の働きを「邪道」などと思わせてしまったのだから・・・
「ある方」、ありがとー・・・・・・・・!