児童書とペーパーバックの読みやすさ関係！続続続続報

2009年9月23日
カテゴリ : 多読

「AMINO」さんは古くからの多読仲間で、早くから多聴にも手を出し（耳を出し？）
話す方も昨年の2月から半年くらいでずいぶんうまくなりました。そしてつい最近の
多読的おしゃべり会ではそこからさらにうまくなったように思いました。
それにはここ1年くらい続けているはずの「聞き読み」が関係している？
それともおしゃべり会が刺激になった？　そのあたりはご本人に聞かないとわかり
ませんが・・・

・・・そのAMINOさんがペーパーバックを読みはじめたころを振り返ってくれました。

　　　（例によって、引用だけをお読みになっても結構・・・）

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こんばんは　AMINOです。

「児童書よりも読みやすいPB」の件です。
さて僕がPBを読み始めたのは
「次に読む本が見つからなかったから！」

（なんといういい加減な！　すばらしい！！　
　あとでパピイさんの意見を記事にします。それを読むとすばらしいという意味が
　わかるはず・・・）

僕はGR２や３を読んだ次は児童書を読みました。
サッカーやダールには随分と楽しませてもらいました。
そして次の段階としてヤングアダルト、ティーン向けの本を何冊か試しました
がとても読みづらい。アレックス・シアラーあたりは全く歯が立たない。

そんな話をどこかでしたらどなたかから（何というあやふやな表現でしょう）
いっそ大人向けPBを読んでみたらと薦められました。

う～んだめもとで読んでみようかと手を出したのがシドニー・シェルダン

これですね、だめもと！　ペーパーバックを読むときはいつも　だめもと！！

掲示板等ではPB入門用として彼の「Sky is falling」がよく薦められていま
した。
とりあえずまずそれで口火をきりました。
いやあその読みやすいこと。驚きましたね。

余談ですがこの本は読みやすいのですが、心に残るものがないようです。
PB入門として読み終える感激を味わうには良いのでしょうが
このあたりのシェルダンを２～３冊読んで「シェルダンはもういいや。」
となってしまうケースが怖い。
シェルダンの白眉「Master of the Game」は若干難易度が上がります。
シェルダンに興味を持った人への僕のオススメは最初は「Sky is falling」
だけにして、もっと読めるようになった時に是非「Master of the Game」
を読んでもらいたい。
（大河ドラマ風の壮大なストーリー）

佐藤まりあさんによると、シドニー・シェルダンよりも読みやすいペーパーバックは
たくさんあるとのこと。（まりあさん、またお呼びだてしてしまいますが、読みやすい
ペーパーバックのリストはもうできているんでしたっけ？）

さて話を元に戻しましてそれから読んだのは
ニコラス・スパークスの３部作
「Message in a Bottle」「A walk to Remember」「The Notebook」
これらはどれもとても読みやすく、涙ながらに読んだ記憶があります。
スパークスは好みが大きく分かれるようですが読んでみて欲しい本です。

ニコラス・スパークスはなかなか話が動かないというひともいますね。
AMINOさんがニコラス・スパークスを読んだときには、最初の部分でひっかか
らないくらい読み慣れていたのでしょうかね？

さてそしてかつてとても話題になっていた「The Twelfth Angel」　オグ・
マンディーノこれも読みやすくしかもとても感動的なお話です。その上
PBにしては短め。
この本が最近あまり話題にのぼらないのはちょっとさびしいです。

この本について意見、感想を募集！

最後にヤング・アダルト向けが読み辛いと最初にのべたわりにヤング・
アダルト向けPB?を。
実際僕がこの本を買ったのは大人向けPBのコーナーでした。
だから大人向けPBでもよいでしょう？
それは「TheCurious Incident of the Dog in the Night-Time」
マーク・ハッドン
実に読みやすくその上面白い。（少年が主人公のミステリーのような
出だしですが実は・・・）

電気通信大学に来ていた留学生で、とにかくたくさん本を読む人がいて、
わたしの研究室に来てたくさん借りていましたが、生まれてから読んだ本で
いちばんよかったのはこの本だと言っていました。　（この人はとんでもない人で、
ハリー・ポッターを立ち読みで読み終わったそうです！）