海外ドラマとHくん ? 「夜行猫」さんから・・・

2009年7月 1日
カテゴリ : 多読, 多読的リスニング(多聴), 多読的鑑賞, をさなごのやうに
タグ: , , , ,

なんと最新の記事二つに共通するメールをいただきました。

    (我田引水ですが(気づいてほしいので)、二つの一見異なって見える話題に
     共通の源があるということをこのメールは示していると思うのです。
     その源については最後に書きます。)

***********************************

「カナダのお母さん」の記事を読んで思ったことを書きます。

やはり多読をちょっとやってから、、、というのがよかったのでは?と思いま
す。海外ドラマ400時間は多読3原則に沿ってなされたから、本人も不思
議だと首をかしげる効果があったのではないかと、、、それにしても400時
間とはすごいですね。2時間ドラマだと200本でしょ!

私は中学までは優等生のつもりだったけど高校で英語が苦手になり、
共通一次試験は200点満点の100点でした。短大に進学してから某社
の通信教育に散々投資しましたが身についた実感はなく、
TOEIC対策講座を受講後に受けたTOEICは目標に100点も足らず
300点台。その後多読に出会ったわけですが、400万語(1000冊以
上)ほど読んだ今は、某社の講座では1ページ目で挫折した児童書(YL=
3~4程度)6冊をリベンジ(読了)しました。

リスニングやスピーキングを向上させたいというモチベーションが乏しいの
で、実験台になる予定は今のところありません。憧れはあるので、気が変
わることがあるかもしれませんが、、、(^_^;)
リスニングの記録も95時間を超えたところで途絶えてしまいました。

4月からKさんの多読クラブに行くようになったので、絵本とかレベル1の
聴き読みをするようになりました。今度、酒井先生を招いてオフ会をする
そうですね。このくらいのレベルの本を読んでますって報告として、最近
読んだ児童書を持って行きます。

私には多読メインで時々リスニングってのが、気楽にできるようです。

ではでは

夜行猫 拝

で、ここからはおなじメールを区切って、わたしの感想を付け加えます。
メールの内容は同じです。

「カナダのお母さん」の記事を読んで思ったことを書きます。

多読支援する人たちのメーリング・リストがあるのですが、そちらでも
「カナダのお母さん」の海外ドラマ400時間は反響を呼んでいます。

どう言ったらいいのでしょう・・・

わたしとしては、多読・多聴以外にも外国語獲得の道はあると思うのです。
原理(?)姿勢(?)考え方(?)気持ち(?)はおなじですが、使う体の部位と
素材がちがう・・・ その原理は多読で見つかったもの、だから tadoku です。

たとえば電気通信大学のMくんはわたしの多読クラスにいますが、本はまったく
読んでいません。昨年4月に「先生、映画を見てもいいですか?」というので、
いろいろたずねたところ、高校のころから毎週5本も6本もDVDで映画を
見ていたとのこと。わたしは即座に「いいよ」と答えました。

それから1年、Mくんは春休みにハリウッドに出かけて、「おれの英語で
大丈夫」と自信を深めたそうです。くわしくは近いうちに報告してもらいますね。

やはり多読をちょっとやってから、、、というのがよかったのでは?と思います。
海外ドラマ400時間は多読3原則に沿ってなされたから、本人も不思議だと首をかしげる効果があったのではないかと、、、

またしても我田引水になりますが、そうだと思います。カナダのお母さんは
英語を身につけるのにも分析的なやりかたで部分を積み上げるやり方しか
おそらく思いつかなかったのだと思いますが、半年ほど多読・多聴に触れて
ご本人のいう「感覚的な理解」の大切さに思い当たったのでしょうね。
そこで、感覚的理解ということを常に気にしながらドラマを見るうちに、
わかるようになり、口をついて言葉が出るようになった・・・ 
そしてそれがご本人には不思議でしょうがないのだろう、と考えています。

それにしても400時間とはすごい
ですね。2時間ドラマだと200本でしょ!

私は中学までは優等生のつもりだったけど高校で英語が苦手になり、
共通一次試験は200点満点の100点でした。短大に進学してから
某社の通信教育に散々投資しましたが身についた実感はなく、
TOEIC対策講座を受講後に受けたTOEICは目標に100点も足らず300点台。

このあたりがHくん、?くんを思わせるわけです。センター試験の前身共通
一次試験(200点満点でした)の点数が100点前後というところもおなじ
ですね。

その後多読に出会ったわけですが、400万語(1000冊以上)ほど読んだ今は、某社の講座では1ページ目で挫折した児童書(YL=3~4程度)6冊を
リベンジ(読了)しました。

6冊とも、ですか! 気持ちよかったでしょうね!!
遅ればせながら、おめでとうございます。

   (某社の通信教育担当の人たちが読んでいるといいのですけどね。
    数年前に同社の社長と話をしたことがあります。そこで、このことを
    たずねました。「通信教育で、どの程度の人が満足しているので
    しょうね?」と。社長の答えは「いや、売れたあとは買った人の責任
    だから」という一言でした。)

リスニングやスピーキングを向上させたいというモチベーションが乏しいので、
実験台になる予定は今のところありません。憧れはあるので、気が変わることが
あるかもしれませんが、、、(^_^;)
リスニングの記録も95時間を超えたところで途絶えてしまいました。

それは残念ですが、ちっとも構いませんよ。実はみなさんわたしから見ると、
なんらかの「実験」に参加していただいているのです!

4月からKさんの多読クラブに行くようになったので、絵本とかレベル1の聴き
読みをするようになりました。今度、酒井先生を招いてオフ会をするそうですね。
このくらいのレベルの本を読んでますって報告として、最近読んだ児童書を持って行きます。

私には多読メインで時々リスニングってのが、気楽にできるようです。

ではでは
夜行猫 拝 

よいですね。ほどほどのバランスで、ほどほどのことを楽しむ・・・ 
(猫についてはとてもほどほどとは言えないようですが)

夜行猫さん、ありがとー!

で、二つの記事の源ですが、それはやはりわたしが「をさなごのやうに」と名付けて
研究しているものなのではないかと考えます。ちがうかもしれませんが・・・

ま、いずれにせよ、みなさん、これからも夜行猫さんのように、どんな反応でも
知らせてください。よろしくお願いします。

追伸
なお、某社の通信教育講座でうまく行った例も聞いています。
社長とのやりとりは全体として満足度はどうなのか、という質問と答えだったと
考えています。