mangaに愛の手を! 「yukaffe」さんからの便り

2013年3月19日
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manga・漫画の復権を願って・・・

もういろいろ言わなくてもいいでしょう。
漫画・mangaは、よい! 学校でも図書館でもどんどん使うべきだ。もったいない!!

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yukaffeさんは何度もこのブログに登場しているので、ご存じの方も多いと
思いますが、オーストラリア在住です。

こんにちは! yukaffe です。
最近、次男は、まんがにはまっております。
学校でポケモンが流行っていて、カードゲームなどで遊ぶうちに
漫画が図書館にいっぱいあったので、借りて来たら大喜び。
ついでにドラゴンボールも借りて来てみたら、大当たり!
といってもどちらも英語。
読書は英語でしかしなくなっていたのですが、
そのうち、どちらも巻を順番に読まないと物語が進まないらしく、
歯抜けになった物を日本語で借りて来てみたら、
日本語でも英語でもどちらでも良いから読む!
と言い出して、日本語読書に一役買ってます!!

私はあまり漫画が得意でないので、自分から好んで読む事はないのですが、
読書好きになった息子は、漫画だろうが、英語だろうが、
日本語だろうが、とにかく楽しかったら良いようです。

こちらでずーっと育った子どもで、特に日本語の教育をさせてこなかった、
という方でも漫画が好きで漫画のお陰でも日本語も読み書きできる。
という方に会った事があります。
なので、せんせーが提案する、漫画も分け隔てなく。
どうやら次男が進みそう?! いや、まだ始まったばかりだし、
基本的にそんなに多くの日本漫画が手に入るとは思わないので、
本当にせんせーの提唱するように進むのかは疑問ですが、、、
でも学校や図書館に英語の漫画もいいことなのでは!
と息子を見ていて思ったので、メールしました。

ね、いいことですよね!
言葉を「白い紙の上に印刷した黒い活字」と捉えていると、
漫画・mangaや絵本やDVDの大切さはわかりません。
まして言葉の獲得を試験の点数や資格で捉えようとする場合は、

絵を見て(言葉の意味が)わかる、映像を見て(話の展開を)類推するなんて
いうのは ずる としか捉えられないでしょう。

(学校英語批判と関係してきますが、東京学芸大学の英語の先生で、
そういう主旨の発言をした人がいました。)

白い紙の上の黒い活字から、風景、場面、登場人物の表情や気持ちを
受け取れるようになるには、大量の絵や声や映像を吸収していなければなりません。

当然のことだと思いますが、まだまだ日本人のほとんどにとって、英語は海の
彼方の、「進んだ国」からやってきたアルファベットなのですね。

yukaffeさん、メールをありがとうございました。
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