【新しい旅立ちへ・・・】 ゼロからスタートへの提案 メモ#3

2010年12月 9日
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きのうは大学でやっている「だれでも多読サークル」の忘年会で、
結構飲んでしまい、#3が欠けませんでした。

約束破り、ごめんなさい!

  (なんとその場で募集したのに14人も参加!
   その上、来週もやろう、という話が出ている!!
   先週、言い出した人5人が下見だといって、
   おなじ店で飲んだのに・・・)

メモ#1で書いた B提案 「B. 使ってみる」 について・・・

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* 十分脚力はついているのに・・・

「多読は十分やった、けれども聞き取れない、話せない、
まして、書くなんてとても・・・」という人が多いと思われます。

多読から、言葉を使ったほかの活動に歩を進めていってほしい--それがそもそも
tadoku.orgをはじめた動機でした。

そこからこのブログの一つの話題「蹴りたい背中」につながるわけです!

みなさんはもう十分自分の足で世界へ出て行けるのに、なぜか、
ぐずぐずしていないか? さっさと踏み切ってしまえ!!

  What are you waiting for?

その思い切りを促すために、さまざまな人の「多読以後」を紹介してきました。

* 戻るよりも先へ!

実のところ、みなさんが多読から先へ進むには、A提案の従来の学習法に「戻る」
よりも、多読で貯めた外国語(ここでは英語とします)を 使ってしまう のが
いちばんだとわたしは思います。

話すにしても、書くにしても、いますぐ相手を作って使ってしまいます。

使う中で・・・

・・・読みが深まって日本語の読書とあまり変わらなくなり、
映画や朗読や海外のニュースを何気なく聞いて楽しめるようになり、
話すことに対する躊躇が消えて、時間さえかければ言いたいことが伝わるようになり、
書くことが日本語を書く場合とそれほどちがわなくなっていくはずです。

多読がうまく行った数にくらべると、多読から使う方へ進んで、
上のようになった例はごくわずかですが、確か道はありそうだと思われます。

* 「使う」って、どういうこと?

上に書いたように、多読はそのまま先へ行けば読書に使えます。
そして、インターネットを使った情報収集にも!

多聴はそのまま 映画や海外ドラマや朗読を楽しんだり、
ニュース番組やドキュメンタリー番組を見て新しいことを知ることに使えます。

要するに、話したり、書いたりすることだけが「使う」ことではないですよね。
学習を越えた「ことばの活用」はすべて 「使う」 と言っていいでしょう。

たくさん読んできたみなさんは、そうした活用ができるところに来ていると
思われます。 深めたければ、使いましょう!

* 使う場はあるのか?

そこが問題です。

読書は本屋さんや図書館に行けばなんとかなる(こともある)。
聞く方も、DVDやテレビやインターネットでなんとかなる(こともある)。

話す、書く--これはなかなか場がない。
その上、踏み切るには勇気がいる・・・

そこで考えたのが、C提案 であります!

あしたをお楽しみに!!

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さて、「メモ」と言いながら、ついついcomprehensiveにしようとしたり、
まとめようとしたり、きれいに整形しようとして、時間がかかりすぎています。

実際に使ってうまく行った例を挙げることは、先に延ばすとして、
まずはこのへんで B提案 のメモを記事にしてしまいましょう。

何か思いついたり、みなさんからの疑問やヒントを受けて、
今後書き加えたり、訂正したりします。