学校英語批判ふたたび その2

2013年3月14日
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わたしはNPOとは関係ないところで、「多読指導研究会メーリング・リスト」という
ものを運営しています。

だれでも参加できるわけではなく、いまのところは学校や、児童英語教室や
回りの人に多読支援をしている人に限っているのですが、
そこでわたしは「学校英語批判」の材料をもらってきます。

今回の材料は「chico」さんの提供です!

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娘は期末のお勉強を横でやっています。ちょっとプリントを見たら、こんな並び替えの問題が!

私のクラスの生徒達は社会を熱心に勉強します。(この和文もどうかなあ?)
[hard/society/my/the students/ class/ study/ in]

こういうのアゲアシトリっていうんですよね。でも、これをずっと考えて、悩む生徒もいるんですよ。

そりゃいますよ。わたしもしばらく考えた・・・

そしてついに問題そのものがわからなかった。

けれども、正解はどうも The students in my class study society hard.
らしいのです。

これは、以前に出された宿題にも同じ問題が出ていて、娘が学校の教科としての社会は、social studyじゃないか?と聞いた所、societyで覚えてる生徒がいるから、どちらでもいいって先生がおっしゃったそうです。そう、そう、そうですかあ?

じゃあ、何で単語のテストでは、教科書に出ている意味以外は、誤りとしますって随分極端な基準をもうけてるんですかあ?


こんなことなら、テストしなきゃいいのに。誰も得るものがない。

社会科 は social studies だろうなあ。
chicoさんのお嬢さんが social study と言っているのはご愛敬ですが、
先生が society でいいのか? society は教科としての社会ではないと
分かっているお嬢さんはどんだけ? (「どんだけ?」は驚きを表しているつもり。)

この先生、一方で「教科書に出ている意味以外は、誤りとします」って言ってるんでしょ?

わたしはこの先生に気持ちの緩みを見ますね。
わたし自身も、多読三原則発見まで教師生活開始後25年もかかったのは、
教室の出来事と学生の気持ちに入っていこうという気持ちが緩んでいたからだと思います。

そしてその緩みは 「その一」に出てきた「文法用語を試験する先生」にも
見られるし、「さよなら英文法」に書いた Hello There という検定教科書を
作った大学の先生たち、検定通過させた文部科学省にも蔓延しているし、
試験や点数や資格に向かって突進する世の中の人たちみんなにあると思う。

そして「英語」には「先生」の気持ちを緩めさせる特殊な性質があるという気が
します。それはしかしいつかまた・・・

お粗末な実例ばかりですが、次回をお楽しみに!