金曜多読講座の報告です! facebookからようこそ!!

2013年3月 2日
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D--d facebook! 報告が二度も消えたのでこちらで三度目の報告を書きます・・・

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二つのことに絞ります。

一つはKさんの読み聞かせ。Kさんは前回の報告にも書いたように、
You'll do. という決まり文句を場面に合わせて見事に理解したのでした。
きのうはその上見事な読み聞かせをわたしに披露してくれました。

どこがすごいって、わたしは途中でこれは朗読CDでかなり練習したに違いない
と思ったくらいです。ところがそうではなかった! でも、リズムといい、意味の区切り
といい、登場人物に気持ちに合わせた声の調子といい、台詞と地の文の音程の
使い分けといい、まあなんとも見事なのです。

これは衝撃でした。どのくらいの衝撃かというと、「ako」さんの絵本読み聞かせ以来
だから、たぶん4、5年ぶりというくらいです。

(akoさんの少し後に「そふぃ」さんの「受験にシャドーイングは必須」発言が届いて、
それは理論面の大きな衝撃でした。)

当然わたしは「どうしてそういうことになったのか」(!)たずねました。
すると、akoさんの場合とよく似ているように思われました。つまり、好きな作品の
シャドーイング(ということは劇薬ではなく普通のシャドーイング)を長いことやった
ためらしいのです。

(長いこと--たぶん数十時間と数百時間の間くらいのようです。)

好きな作品をなんとなくシャドーイングし続ける--それでこれだけ見事な
読み聞かせができるとすると、これは大変な朗報です。場合によっては
劇薬シャドーイングも口パクシャドーイングも、飴玉シャドーイングも必要ない!?

(「場合によっては」に注意してください。
ほとんどの多読を聞き読みで楽しんできたMさんの場合もこの二人に近そうです。
つまり、学校英語の音、一つ一つの音の発音訓練をしっかりやっていない。
けれどもしっかりやった人はやはり劇薬シャドーイング(あるいは相当品)が必要です。
これはほぼ間違いない。)

もう一つわたしが考えたこと--Kさんの体にはしっかり英語が貯まっている!
問題はKさんの気持ちだと思われました。
その意味で(劇薬シャドーイングではなくとも)なんらかの気持ちの切り替えは
必要だと思います。

そしてそういう人は多読仲間の中にたくさんいるのではないかと想像します。
実は十分英語を吸収してあるのに、それを利用できていない・・・!

わたしはこれからKさんやMさんや講座の人たちを参考に、
2年前(3年前?)から構想をはじめた「新たな旅立ち」へ向かって研究を進めて
いきます。
みなさん、どうぞ進んで研究資料になってください!

追記
来週は金曜日も 受講生同士のbookトーク にするぞ!
時間の余裕が出来るはずだから、シャドーイングの説明をしっかりするぞ!