学校英語を洗い流す

Challenge は 「挑戦(する)」だろうか? #unlearn

先日のNPOの講座で、
「フランケンシュタイン博士(怪物を作った人)は科学に challenge した」
英語で言った人がいて、わたしは思わず、ちょっと待って、と言ってしまったのでした。
ちょうど正反対の意味になりかねなかったからでした。

とはいえ、これは多読支援三原則の一、「教えない!」に対する重大な違反です!
けれども、(多読では教えないけれども) 多読ができる状態にするには、「教える」ことがあります。
unlearn する必要があるからですが、その際には unlearn と learn の境目は限りなくぼやけ、
教える と 教えない はほとんど似通ってしまい、どちらが Voldemort か、Harry Potter か、
わからなくなってしまいます・・・

で、仕方なく、またしても、疑問を投げておしまいにします。

「challenge は 挑戦(する) だろうか?」

この疑問でアンテナを立てて、みなさんが 実は 挑戦(する) ではないと感じてくださることを・・・!

 

souvenir は「お土産」だろうか? 反響! #unlearn

このブログの記事を書くと自動的にtwitterでたくさんの人に
「さかいさんのブログに新しい記事が出たよ!」とお知らせが届きます。
そうやって、届いた反響は今度はメールでわたしの受信箱に届きます。

今回の 「souvenir=お土産?」の記事にもぞくぞくと意見が寄せられました。

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souvenir は お土産 だろうか? #unlearn

それだけです。

わたしが souvenir が お土産 ではないと気がついたのはいつかわかりませんが、
おそらく最近です。つい最近、英語国に10年以上住んでいる日本人が 日本に帰国して
英語国に帰ってきて、イギリス人の友だちに「souvenir です」と言って、和菓子を渡したのです。
それを見て、あ、違うんじゃないかと考え始めたのです。

日本語と英語を一対一対応させてしまうと、とんでもない底なし沼にはまるというもう一つの例でした・・・