学校英語を洗い流す

Climb は「登る」だろうか?

最近(というのはここ5年くらい?)講演でよく言うのは、
*日本の英語教育、英語学習が役に立たなかったのは
触れる英語の量が少なくて、しかも質が悪いからだという話です。

量の少なさはわたしの「マウス・アート」で説明します。
質の悪さはOxford Reading Treeシリーズのごくやさしい絵本で説明します。
(「さよなら英文法 多読が育てる英語力」にくわしく書いてあります。)

そのOxford Reading Treeシリーズの絵本は A Cat in the Tree で、
この1冊で目から鱗が何枚も落ちるのですが、中でもみなさん驚くのは
はしごを下りてくる様子を climb down the ladder と表現している二個所。

これを発見して以来、わたしたちが学校英語に寄せる信頼を崩すのに
この絵本は大活躍なのですが、SSSの掲示板で climb は登るではないと
書いて以来たくさんの人が「そういえばこんな例がありました」と報告を
寄せてくれます。

たまたまつい最近二人の人がとても示唆に富む例を報告してくださったので
紹介します・・・

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米国からクリスマスの贈り物二つ! 先生がいなくても授業は立ちゆきますか?

これまで何度もこのブログに登場してもらった米国ノートルダム大学の
はなぶささんからすばらしいクリスマス・プレゼントが届きました。

「このあいだ町の図書館にいったら、本でツリーが出来てました!」

それと、もう一つ、このツリーよりも大きな、大きなプレゼント!!

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文法を学ぶタイミングについて noAさんのブログから・・・

文法がことばを使えるようになることにはほとんど何も関係がないことは
2002年以来何千人という人の多読を観察してきて、明らかだと考えています。

当時からわたしは「たくさん(読んだり聞いたりして)吸収したら、
整理するために文法をはじめるタイミングです」と言っていて、
Cambridge University Press の Grammar in Use などを推薦していました。

20年近く経ったいまも、その考えにはまったく変更や修正はありません。
そのことをもう一度確認できる記事がつい最近 noAさんのブログにありました・・・

子供から大人まで楽しく学ぶ英語〜noA’s English Club〜

「続き」でわたしの感想を付け加えます。

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多読支援の悩みも各国共通? 各国語共通?

タイで日本語教師をしている山口ひとみさんのFacebookを紹介します。

山口ひとみさんのFacebookページ

このページに書かれていることはわたしが電気通信大学で抱えていた悩みと
ぴったり一致しています。これまで多読の喜びは各国共通、各国語共通と
書いてきたと思いますが、(当然ながら)悩みも共通だったのですね。

続きに、上のページの山口ひとみさんの文章をそのまま引用して、
共通のところをもう少しくわしく書きます・・・

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