インターネットはすごいです。外国語獲得をすっかり変えてしまいそうだし、
古い友だちと再会することもできる。
先日の決まり文句にFacebook を通じて反響がありました・・・
インターネットはすごいです。外国語獲得をすっかり変えてしまいそうだし、
古い友だちと再会することもできる。
先日の決まり文句にFacebook を通じて反響がありました・・・
これはまだ芽を出したばかりの仮説ですから、
立派な木に育つにはたくさんの例を見つけなければいけませんが・・・
神戸学院大学図書館の「図書館留学」はただ人を引き付けるための
宣伝文句にとどまらない可能性があります。
リンクをクリックしてください。たくさん吸収して、どんどん語るために・・・
*Tadokuで外国語を身に着けるために必要な素材があり、
(絵本、CD、DVD、インターネットなど)
*吸収した外国語を使って自分を表現する機会が用意されています。
ことばの氷山を使って説明すると、文字だけの読書ではなく、
音、気持ち、場面、物語、世界の全部が図書館で体験できることになります。
ここで仮説です。(恐る恐る
*ことばの氷山で言えば文字だけの本を読む、よりも、
*ことばを成立させているすべての要素をまるごと吸収する、ことで、
図書館留学は実際に海外に滞在することに迫る成果が得られるかもしれません。
ここからきわめて大胆な、けれどもわたしがこれから一生懸命追究しようと
している仮説を紹介します。
*豊田高専の図書館長で、NPO多言語多読の理事である西澤さんによると、
豊田高専では300万語読んだ学生はTOEICの点数の伸びが
1年間留学した学生と同じくらいだという結果が出ているそうです。
*TOEICの点数でおおざっぱに比べると、
電気通信大学の例では、絵本ばかり10数万語程度読んだ学生が300点上昇。
(本人による詳しい報告は
http://tadoku.org/sakai-note/archives/2009/06/30_0058.html)
電通大の学生たちの例から考えると、絵本はTOEICの点数に非常に大きな
貢献をするようです。
この点は豊田高専の学生たちがどんな本を読んでいるかを確かめなければ
たしかなことは言えません。それが仮説立証への次のステップかな?
ずいぶん雑な議論ですが。
図書館多読にわたしが期待するのは、絵本だけでなく、音も提供され、
実際に会話として使う場も用意されている--この場合にはいったい
どのくらいの早さで外国が吸収されるのか?
また、学校英語の影響はどのくらいの大きさなのか?
(プラスの場合も、マイナスの場合もあるに違いありません。)
例が少ないけれど、ことばの氷山仮説を大学の中で実験できる場として
神戸学院大学図書館には大変な関心を持っています。
Tadokuが知られてきたからでしょうか?
募集開始から3日で満席になりましたが、遠くから申し込んだ人たちもいるので、
その後3人分を追加することに・・・ こんなに注目されているなら、また企画します!
昨年から今年にかけて、北米のことといい、図書館多読といい、
いよいよ潮目が変わったか?という手応えを感じます。
そこに学校多読へのこれだけの関心・・・
喜んでばかりいないで、じっくり取り組んで、でもこの勢いを大事に、
Tadokuをするこどもや生徒やおとなから目を離さないTadoku支援を広げていきます。
そしてみなさんにはこれからもずっと見守ってもらえるTadokuをめざします。
よろしくお願いします。
募集終了!1月8日(日)
支援者養成講座「多読を始めたい」+「取り入れたその先にあるもの」開催のお知らせ
多治見図書館では、そういうわけで、大変多読の話と図書館多読の話で
盛り上がったのですが、くわしくはサイトのトップ・ページに報告が出てからという
ことにして、二つ目のお土産話です。
一つ目もびっくりでしたが(一つ目は こちら!)、こちらも唖然としますよ。
いったいどういう人たちが集まったのだろう?
とにかく写真を見てください・・・
第3回「図書館多読への招待」シンポジウムが来週末11月27日に
岐阜県多治見市で開催されます。そのくわしいことは こちら で!
当日は全国各地の図書館から多読活動の報告があり、
20館を超える図書館のポスター発表もあるという盛沢山な集まりですが、
中でも「たじみ多読を楽しむ会(T.T.T.」の発表は特に楽しみです。
そのT.T.T.の発表のリハーサルをNPO理事の西澤さんが見て、
ただ一言、「凄い」と・・・