The New Yorker 誌のブログから--再読について
2011年11月 6日
カテゴリ : 多読亭日乗
「再読した場合も語数に入れていいですか?」--多読相談のQ&Aでは
おそらく五指に入る質問だと思われますが、今回の話題はそちらではなく、
まったく読書としての再読、三読、四読・・・ の話です。
On Rereading という本が出たようで、この記事はその書評です。
http://www.newyorker.com/online/blogs/books/2011/11/are-rereadings-better-readings.html
読みやすくはないので、わたしのアンテナに訴えてきた部分・・・
* Nabokov という「ロリータ」で有名になった小説家は「本は背中で読まなければ意味ない」と言っているとか。背筋に電気が走るような本を読みなさいということのようです。
* Nabokovはまた読書とは繰り返し読むことだと言っているそうです。
* 結局わたしには繰り返し読むことの喜びや危険(こどもの時に読んだ本を大人になって読んだらつまらなかったとか、若い頃の自分が見えてしまうとか)は初めて読む時とおなじように思えました。