「代名詞」がわからない・・・ メモ

2011年5月13日
カテゴリ : 多読亭日乗

「わからない」がわからない という話題は毎日頭の中を駆け巡っております。
意見をいただいたMさんとOさん、お待たせしておりますが、
忘れたわけではありませぬ。

  (そればっかり、というみなさんの声が聞こえる・・・ うぅ・・・!)

で、表題の「わからない」は、その 「わからない」がわからない とは別で、
わたし自身が、やっぱり「代名詞」というものをよくわかっていないなあ、という話・・・

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わたしがコンピューターでブラウザーを起動すると、自動的に表れるサイトがいくつか
あります。最近加わったのは twitter と facebook のわたしのページで、
北アフリカの民衆蜂起からは BBC の http://www.bbc.co.uk/news/ という
ページも開くようになっています。

そこで、またしても個人的には書劇的な文にぶつかったので、メモを残しておきます。
それは次の一文で、この中の最後の he と his が誰のことを指しているのか、
わたしにはすぐにはわからなかったのです。

Analysts say Bangladeshi Prime Minister Sheikh Hasina fell out with Mr Yunus in 2007 when he tried to set up his own political party.

おっと、それは言い足りませんでしたね。

「すぐに」どころか、「いくら考えても」わからなかったのでした。

そこでわたしはこの記事の下にあった関連のリンクをいくつかクリックして、
「新たに政党を作ろうとしたのは バングラデシュの首相なのか、グラミン銀行を創設
したユスフ氏なのか、調べました・・・ユスフ氏でした。

それは結局わたしがかつて英文和訳の授業をやっていたときに強調していた

   「原則的には 代名詞の指す名詞は直前の、数の一致する名詞 だよ」

と言っていた「原則」通りだったわけですが、その後その原則にわたし自身が
疑問を持つようになったのでしょうね。上の文でもその「原則」を適用しなかった
わけです。

いや、原則などを適用しながら読むなんてことは大昔からやってませんね。
授業で「正しい」英文和訳の仕方を説明するためにひねり出した原則だったのです。

ようするにわたしには「代名詞」のような基本的な「機能語」はまだ十分染みこんで
いないのでしょう。なんとか上のような文を読んで、ひっかからないようになりたい!