マーク・トウェインの自伝! 掲示板と同時掲載

2010年7月13日
カテゴリ : 多読亭日乗

またしてもNew Yorker誌のウェブ版ブログ記事からの記事です。

うーん、やっぱりこのブログ(Book Bench)はよい!
わたしの好みにかなりはまる!!
このくらいはまる書評「誌」は The Good Book Guide 以来ですね。
月刊の薄いパンフレットみたいな雑誌でしたけどね、昔は。
ネット上にもあるだろうな。あちらものぞいてみようかな、ひさしぶりに・・・

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みなさん、こんばんは!
さかい@tadoku.orgです。

マークトウェインといえば、ハックルベリーの冒険 や トム・ソーヤーで
おなじみですね。

Life on the Mississippi という本もあって、
ぼくはディズニーランドのマーク・トウェイン号に乗るといつも
ワクワクするのです。マーク・トウェインはミシシッピー川の
水先案内人をやっていたのですね。

で、たくさんの本を書いて、いまでもアメリカの人たちに愛されていますが、
かなり過激で、「非国民」と言われかねない考えを持った人でもあったそうです。

たとえばThe Mysterious Strangerなんていう小説の暗いこと!
The Yankee in King Arthur's Court の終わりの暗いこと・・・

そのマーク・トウェインの自伝がこの夏出版されます。

政治的にも相当「過激」だったようです。
(ただし、「左翼」の過激というのとは違うでしょうね。)

実は自伝は何度も出版されているのですが、
それはどれも削除されたところがあって、
今回のは100年経ったら出版できるだろうということで書いてあった無削除版!

早く手にしたいものです。

もっとくわしいことはNew Yorker誌のウェブ版のブログ記事をご覧ください!

http://www.nytimes.com/2010/07/10/books/10twain.html?_r=2&pagewanted=all

100年後にはこんな本でも売れるかもしれないと言うマーク・トウェインの
次の部分がよい!

   “There may be a market for that kind of wares a century
   from now. There is no hurry. Wait and see.”

特に最後の 「いそぐことはない。どうなるかは見てのお楽しみ」 というところが
マーク・トウェインですね。

「chico」さん、これは読まなきゃね!

そしてわたしはこれは電子本ではなくて 本 でほしいぞ!!