プラハのwasabiビール

2012年6月28日
カテゴリ : 多読亭日乗

ロンドンの本屋さんの話に続いて、今ごろ5月のヨーロッパ旅行の話・・・

気の抜けたもいいところですが、このビールの話はピリッと目が覚める!

*********************************

いつのころからかわたしはビールが好きになった。

昔、わたしはビールをいかにも苦そうに、まずそうに飲むことで
友だちにバカにされていた。

それが最近はビールはなるほど喉ごしかもしれない、などといっぱしわかった
ようなことを言い出すまでに成長。ビールを飲むことになりそうな日は、
昼ご飯のあとはできるだけ飲むのも食べるのも控えるという凝り方。

だから5月のヨーロッパ行き(といってもイギリスとチェコとオーストリアだけ)の
一つの目的は各地のビールをすかっと味わうことだった。

で、イギリスでは例の少しだけ冷えたビールをいくつかのパブで飲んで、
たいして感心しなかったのだけれど、チェコのプラハで3年前にも行った
Bastaというレストランでは、店で作っているビールを堪能した。

小さなジョッキながら3杯も飲むという、我ながらこれはもう酒飲みと言って
いいのではないか! という勢い。で、2杯目にその日の特製ビールを
注文して、現れたのがなんと wasabi beer! とにかく写真をどうぞ・・・

 

R0011123.JPG

 

どうです?

見事にわさび色! そして味もたしかにわさび味・・・

けれどもどうもすっきりしない・・・

なんだかはるばる遠くまで来て、角を曲がったらそこは日本の街角だった
とでも言うような?

これこそ若者の言う「ネタ」なんでしょうね、こうしてブログの記事に
なってるんだから

 

 

R0011196.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで、大陸で食べたかったものは肉料理に小麦料理に乳製品でした。

この写真はチェコの古いお城の町のレストランの 炉 です。

燃えているのは薪。その上に鉄板を置く棚が何段かあって、
どうも肉によって高さを調節するらしい。

時々具合を見ながら肉をひっくり返していて、
その焼き上がった肉の柔らかいこと、味の微妙なこと! 
さすが何万年、何十万年と肉を食ってきた人たち!!

聞くと、こうした炉はどこの家にもあるのだとか。そういえば泊まっていた
民宿にもありました。

最後に量のことでご忠告! 
わたしとかみさんはチェコでも、オーストリアでも必ず一人分を注文して
二人で分けていました。いろいろな種類の料理を食べられないのは残念
でしたが、量はそれでちょうどよかった!
余らせるのはもったいないし、旅行中に歩いてやせようというもくろみもあったし。

(結局やせませんでしたが、肉とチーズとパンをいっぱい食べたのに
体重は増えていなかった! やれやれ、危なかったけど・・・)