をさなごのやうに

Tadoku のパラドックス 禅か、きみは!

多読・Tadokuはこれまでの「常識」とあまりに違うので、
非常識と思われるのはともかく、禅の公案かというような面があって、
どうもまともに受け取りにくいところがあるようです。

その一つは「学ぼうと思うな、思えば学べない!」というものですね。
でも、それがなかなか・・・

そのあたりの「イライラ」というか、「もどかしさ」というか、
スッキリしない気持ちをメールで寄せてくれました。

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決まり文句ばかりのやりとり! +資源回収日について

投稿したつもりでしたが、下書きに入っていました・・・
あしたです。あしたの予定をお知らせします。

あした夜7時半からNPO事務所で開く「決まり文句を探そう!」の会ですが、
YouTubeのPeppa Pig(5分)から始まって、7分、10分と、少しずつ長い、
対象年齢の高いアニメへと進みます。観ながら決まり文句を数え上げます。

25分の米国sitcomまでは行かないかもしれませんが、テーマは年齢と決まり文句!

以下は the post that I thought I posted but was not posted

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感想届く! -- 日本語多読と英語多読、よく似ている! 普通の授業とまったく違う!

きのうの記事にMさんがさっそく感想を寄せてくださった・・・

多読って自主性を育てますよね。教えたがりが前に立って押し付けるのでは
押し付けられた方は受け身になるしかないけど、好きな本を自分で選び、
自分のペースで読むという行為の積み重ねがすごく違いを生む気がします。
先生は後ろでそっと見守るだけでいい。

「勝手に赤い畑のトマト」
万智さん、言い得て妙。

ああ、もうまったく「言い得て妙」です。
多読・多読支援のいちばん大事なところを表現していると思います。

勝手に赤いトマト

これ以上書くと学校の先生方の悪口になるだけなので、ここまでにします。
それにしても、言い得て妙!

Mさん、ありがとう!
これは印象的だから、学校の先生の頭にもしばらくは残って、
「いったい、どういう意味なんだろう?」って考えてくれるかもしれない。

(でも、このブログを読んでいる先生はみな考えずにわかってしまいそうだ。
考えなきゃ分からない人はたぶん読んでない・・・
じゃ、なんで書くのか? 謎です。)

日本語多読と英語多読、よく似ている! 普通の授業とまったく違う!

当然のことかもしれませんが、あまりによく似ているので、確認するたびに驚きます。
名古屋経済大学の横山さんが寄せてくれた報告です。

「日本語多読実践報告 名古屋経済大学」

中でもNPO多言語多読の事務局がみんなうれしく思ったのは先生の変化です。

横山さんは、多読授業をやってみて『感激』し、
また『嬉しい驚きが沢山ある』とおっしゃっています。

この点を横山さんの報告では「教師の気づき」と題してくわしく書いています。
「うれしい驚き」が生徒だけでなく先生にもたくさんあること--
これが多読のいちばんすばらしいところであり、
多読支援の醍醐味と言えるのではないかと思います。

以下は多読・多読支援から普通の授業を見直して、ちょっとした苦言を・・・

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反常識的受験対策! 大学入試に必要な「多読力」

なんでも「・・・力」と呼ぶのが大流行で、わたしはあまり好んでおりませんが
(唯一すばらしいと思ったのは「老人力」!)
受験関係、英語学習関係ではこれがやはりまずは読んでもらうきっかけに
なるのではないかと、突然「多読力」ということばを一回限り使うことに
します。

要するに、多読で大学入試の準備をするとしたら、どのレベルまで読める
必要があるか、という目安の話であります。繁村本(と呼びます)を
読んだ Mさんから、思い当たる節があると、メッセージをいただきました。
多読で試験対策を考えている場合は参考になるのではないかな?

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