支援者養成講座が満席になりました。いそいでお知らせ!

Tadokuが知られてきたからでしょうか?
募集開始から3日で満席になりましたが、遠くから申し込んだ人たちもいるので、
その後3人分を追加することに・・・ こんなに注目されているなら、また企画します!

昨年から今年にかけて、北米のことといい、図書館多読といい、
いよいよ潮目が変わったか?という手応えを感じます。
そこに学校多読へのこれだけの関心・・・
喜んでばかりいないで、じっくり取り組んで、でもこの勢いを大事に、
Tadokuをするこどもや生徒やおとなから目を離さないTadoku支援を広げていきます。

そしてみなさんにはこれからもずっと見守ってもらえるTadokuをめざします。
よろしくお願いします。

募集終了!1月8日(日)
支援者養成講座「多読を始めたい」+「取り入れたその先にあるもの」開催のお知らせ

【募集終了!】1月8日(日) 支援者養成講座「多読を始めたい」+「取り入れたその先にあるもの」開催のお知らせ

多治見で見た! 図書館多読と関係ないかな・・・ いやある!!!

多治見図書館では、そういうわけで、大変多読の話と図書館多読の話で
盛り上がったのですが、くわしくはサイトのトップ・ページに報告が出てからという
ことにして、二つ目のお土産話です。

一つ目もびっくりでしたが(一つ目は こちら!)、こちらも唖然としますよ。
いったいどういう人たちが集まったのだろう?

とにかく写真を見てください・・・

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「春の日の花と輝く」 YouTube映像が送られてきました。

Let it go の話から Eleanor Farjeon さんへ、そこからアイルランド民謡へ・・・

Let it go で Eleanor Farjeon さんの Panycchis という短編を思い出すというHさんから
リンクが送られてきました。みなさんにもお裾分けです。

https://www.youtube.com/watch?v=aLQ6m6L6POw

(堀内敬三さんの詩は見事なものですね。
普通に話しているのと少しも変わらない音調で訳している。)

北海道のみさたさんから English Journal の多読特集について・・・

北海道のみさたさんは古い友達です。
何度もご自分の英語教室に招いてくださって、ご家族とも知り合いになって、
先日の多治見のシンポジウムでは「み・さ・た」さんの「た」の字、
Tくんに会いました。ひさしぶりでうれしかった!
ちゃんと話す時間はなかったけれど、名古屋の大学に通っているので、
近いうちにまた会えるでしょう。

で、おかあさんのみさたさんは近くの高専で多読支援の授業を担当しています。
その授業の中で English Journal の今年の11月号に載った「多読のチカラ」という
特集を学生に読んでもらったそうです。そして印象に残った部分に線を引いてもらった・・・

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Unlearn: Let it go は「ありのままで」か? Hさんのメール

このメールをいただいたのは少し前のことになります。(だいぶ前かな?)

「カイさんからのメッセージ」というブログを読んで、ふと、思い出しました。
let it go という表現にふれるたび、わたしが心の底に、おもいだすのは、
Eleanor Farjeon さんの、Pannychis を読んだときの、感覚なのだ、ということです。

Eleanor Farjeon さんの The Little Bookroom という本はわたしにとっては
とても特別な本です。かなり読みやすい英語で書かれた短編集ですが、
ほかのどんな作家のどんな作品にも代えられない大切な短編がいくつも収められています。

石井桃子さんの訳で「ムギと王さま」という短編集の掉尾を飾るのが Pannychis です。

Pannychisのことが、大好きで、大好きで、ずっと自分のそばにまもっておいておきたいと、ぎゅっと、握りしめるCymonの、手を、Pannychisが、さっと、ふりほどいて、笑いながら、森のなかに走って行ってしまう、あのときの、感覚。
行かないで、って、追おうとするのに、Pannychisは、すっかり自由で、笑いながら、木々の向こうへと、消えて行ってしまう。
そして、そのあと、Cymonが手にすることになったものまで、すべてふくめての、ものがたり全体が、let it go ときくと、心の中に、思い出される感覚の、ひとかたまりに、なっているなあと、なんか、いつも、感じていたもので。それを思い出して、ちょっと、メールしたくなりました。では。

そういえば、Eleanor Farjeon さんのこの短編集には大切なものを手放す作品がいくつもある・・・
それなのに、どれも、まるで春の日のようなおだやかな日差しを感じます。

(「春の日の花と輝く」)

いつかぼくも The Little Bookroom のことを心ゆくまで語りたいと思うけれども、
果たしてことばにできるだろうか?

なお、この本はNPOの事務所に2冊くらい買っておいてあります。
まだ誰も読んでいないかもしれません。

Hさん、メールをありがとう・・・