多読亭日乗

こどもは自分で伸びていく

きのう、ある人たちと昼間から飲みました。

その席で、こどもたちの伸びる力について話して盛り上がりました。
わたしはあらゆる機械的作業に懐疑的です。
公文とか、100マス計算とか、そんなものはまったく必要がないと考えています。
必要がないどころか、機械的作業を苦しくても続けるというのは、害しかないと
わたしは思います。

それで、帰宅してかつての「こども式ブログ」の記事を思い出してもう一度読んでみました。
あまりにすばらしい報告なので、再掲します。

http://village.tadoku.org/old-blog/archives/2008/02/11_1514.html#more

パピーくんの記事はほかにもあります。どうぞ時間のあるときに読んでください!

封建制復活の日 Thomas Pikettyさんの本を読んだ!(大事な修正版)

わたしは10年くらい前に、当時電気通信大学を退職したばかりの
西尾幹二さんに、「日本はまもなく封建制が復活する」と言って驚かせた
ことがありました。西尾さんは「まさか! 封建的になるっていうこと?」と
反論しましたが、わたしは「いえ封建制度です!」と言って譲らなかったのでした。

当時わたしが頭に置いていたのは国会議員の世襲のことでした。
わたしにはあれが「幕藩体制」の復活を予告しているように見えたのです。

で、封建制というのはいわば「生まれによる格差社会」とも言えると思うので、
Pikettyさんの本には関心を持っていました。すると11月末のある日、
audibleからメールが来て、なんと1クレジットでunabridged版がダウンロード
できるとのこと。さっそくダウンロードしました・・・

(初出時、大事な r>g を間違えて r<g としました。しおさん、ありがとう!
そうだ、注釈をつけます。わたしの言う封建制は学問的な定義によるものでは
ないです。ただ、人の一生が生まれでほとんど決まってしまう社会ということです。
そのほか訂正部分を赤字にしてあります。)

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やっぱり絵本だ! こどもに絵本の読み聞かせをして日本語を獲得中!

九州大分県に住むGarethは古い多読仲間のお連れ合いで、水彩画家です。
(ここでGarethのFacebookページにリンクを貼るとこの記事に戻ってこない
恐れがあるので、リンクは「続き」の最後に・・・

数週間前にわたしがGarethの絵をFacebookで「シェア」したとこと、
こういう返事が来ました。

Thank you for sharing my image. I’m glad you liked it.
By the way, I hope you and your family are well.
I’m learning a lot of Japanese nowadays through reading
Japanese children’s books to my toddler Anne – it’s a lot of fun.
It’s a great way to learn another language. All the best, Gareth.

そこで、わたしはその体験をもう少しだけくわしく書いてほしいとお願いしました。
その返事がこれです・・・

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メモ:One Day を観ました・・・

だれが薦めてくれたのだったか・・・

自分に向けて書いたメールに ワン・デイ と書いてあったので Hulu で観ました。

うーん、最初はなかなか乗れなかったけれど、最後は乗せられました・・・シミジミ・・・
乱暴な言い方だけれど Notthing Hill と Ken Loach の間くらいかな?

教えてくれた人、ありがとう・・・!!!