ずっと前から気になっていましたが、よい材料が見つかったので、
書いておきます。
たった今観ていた海外ドラマの中で、FBIの捜査官が超能力を持った
女性に「その能力を手放しなさい」と説得する場面で、Let it go. と
二度言いました。
Let it go. は日本語の「行かせてやれ、手放せ、自由にしてやれ」
というような役割で、「あきらめろ」に近いも場合もあるでしょう。
あきらめるものが「夢や理想の自分」であれば「ありのままで」
という日本語と似た使われ方をするかもしれませんが、
土台となる場面は違うと思います。
「ありのままで」には肯定的な響きがあるような気がしますが、
let it go にはむしろ否定的な、寂しいような、冷めた気持ちが
あるのではないだろうか? よくてせいぜいサバサバした気分?
いずれにせよ、let it go はかなりよく出会う決まり文句です。
決まり文句は場面とのつながりが何より大事。
もしみなさんが let it go にどこかで出会ったら、
その場面での使い方を知らせてください。連絡先は例によって・・・
Twitter: @kunisakai
Facebook: 酒井邦秀
メール: tadokuorgあっとまあくgmail.com (NPO多言語多読事務局宛て)
sakaikunihideアトマアクgmail.com (さかい個人宛て)
LINE: さかい@多言語多読 (まだ使い方が分かってません!)