学校英語批判

北風と太陽 支援者支援の問題点--広げるより、深める

まだ多読を広め始めたばかりのこと、2003年くらいのことでしょうか。
谷口幸夫という都立高校の先生がリーダーをしていた集まりで多読の話をしました。

40人くらいの若い英語の先生を相手にわたしはこれまでの英語の授業が
いかに間違っているかを滔々と語り、若い人たちのやっていることは
箱庭をきれいに飾っているにすぎないと力説したのでした。

(わたしが話す集まりの一つ前の集まりに出て、数人の先生の発表を聞いてありました。)

大変不評で、集まりのあと予約してあった飲み屋に幹事以外一人も
来なかったそうで、谷口さんに「こんなことは初めてです」と
文句を言われました。その上若い幹事のみなさんとそこでまた
議論になって、みんなにそっぽを向かれたのでした。

それ以来「北風はだめです。太陽政策で行きましょう」と、
古川昭夫さん、佐藤マリアさん、河手真理子さんという
SSS創立メンバーにこぞっていさめられたのでした。

それで北風を収めて太陽に転じたつもりでしたが、
以来10年以上たって、改めて北風路線をちらっと考えます。
つまり「先生方、なにやってるんですか!」と直截にもの申す時期が
また訪れたかも知れないと思うことがあります。

続きを読む

若い人たちが出てきたぞ! 夏帆さんの Bitesize Book Summary

Facebookで、夏帆さんが Book Summary を送ってくれました。

Raymond Briggs さんの Snowman を幼児向けにボードブックにした
絵本があるのですね。そこに夏帆さん自身の要約を Bitesize で語っています。

どうしてこんな音になったのか!?とだれでもびっくりするのではないかな?

続きを読む

Fishes? 学校英語くたばれ!

fish には 複数形はない--と習いませんでしたか?

もしそう覚えているとしたら、それは学校英語の害ですね。

「そんなこと習ったっけ?」という人は勉強しなかったわけで、
そのために学校英語の害を被っていない人と言えます。

fishは複数形がないと覚えている人は学校英語の被害者。
わたしも大変な被害者です。

学校英語の害を免れるのに必要なものは・・・?

続きを読む

多読で受験! 常識をひっくり返すのは気持ちがいい・・・

いくら口を酸っぱくして言っても、頭の固い人には通じないのですが、
頭は固くないけれど、まだ納得していない人には
こんな実例もいいかも知れない。

今回は学校で必ず耳にする「勘で答えちゃだめ、ちゃんと考えて答えて!」
という常識をひっくり返すことにします。

で、多読・Tadokuの非常識は・・・

「試験は考えて答えてはいけない。勘で解く!」

です。それがとてもよくわかる報告がありました・・・

続きを読む

グレムリンを見つけた乗客? 窒息しそうなカナリア?

しばらく前から日本はとんでもないことになっていると考えていましたが、
ここ数年はついに崖っぷちからずり落ちて、崖を転がり出したという気がします。

私一人がその恐怖に戦くというのも癪なので、みなさんにも飛行機が墜落しそうな
恐怖、息が詰まりかけて必死で空気を吸おうとする焦りを感じていただきましょう。

続きを読む