fish には 複数形はない--と習いませんでしたか?
もしそう覚えているとしたら、それは学校英語の害ですね。
「そんなこと習ったっけ?」という人は勉強しなかったわけで、
そのために学校英語の害を被っていない人と言えます。
fishは複数形がないと覚えている人は学校英語の被害者。
わたしも大変な被害者です。
学校英語の害を免れるのに必要なものは・・・?
「ある人」から届いたお便りです・・・
Let’s find out about Fishes を読みました。
fish は複数形にならないと思いこんでいた私は、タイトルですでに混乱🤔
本文にも Fishes が沢山使われていました。
娘になんでだろう?と聞いてみました。
二人が思い浮かべたのは同じ本。
one fish two fish red fish blue fish
ちょっと考えて、
「いろんな種類の時とかには使えるんじゃないの?」
この本は数えてない。
なるほど〜!
朝から勉強になりました。
柔軟で羨ましい…
いつになったらこうなれるんでしょう…
こうなりたいなぁ〜と思った朝でした。
まったく「なるほど~!」です。娘さんの柔軟さには驚きです。
学校英語の害を免れるにはただ一つ、実際に存在する英語をそのまま
素直に受け入れる柔軟さですね。
学校英語は硬直化していて、実際の英語のほんの一部しか当てはまらない。
それなのに、学校英語で全部カバーできるような顔をしているところが
文科省ー先生ー出版社の詐欺態勢です。
(ただしこの三者は本当にカバーできると思っているわけで、
その意味では騙しているつもりはないので、詐欺罪には問えない。)
わたしなどは学校英語はほかのだれよりも勉強してしまった。
その上学校英語の硬直化にはじめて気がついたのは40歳過ぎてからという
悲惨な再出発でした。
(息子が5歳くらいのとき我が家に受験指導を受けに来ていた高校3年生たちが
they を「彼ら」と訳すのを耳にして「なぜあの人たちはカレラ、カレラって
言うの?」と不思議そうに尋ねたのでした。)
以来ずっと毎日のように学校英語の間違いを発見しています。
それほど徹底的で、深く染み込んだ学校英語を「どしたらば、いいの」?
一つしか方法はありません。
生の英語を大量に浴びて、洗い流す!
これが結論です。
なお生の英語は「文字英語」ではありません。「音英語」でもありません。
ことばの氷山を丸のまま、です。
残る問題は一つだけ--今からで間に合うのか?
もっともどんなに少ししか時間が残っていなくても、
こっちだと思う方向に進むしかありませんが。
ですよね、「娘」さんのお母さん!