一つ前の記事にあるように、スタンフォード大学の日本語多読授業では
「第三のスペース」と報告がありました。
それで思い出しました・・・
よく学校にお邪魔して多読授業立ち上げを手伝っていたころ
多読支援の第一歩は「場を作ること」
と、先生方に言っていました・・・
一つ前の記事にあるように、スタンフォード大学の日本語多読授業では
「第三のスペース」と報告がありました。
それで思い出しました・・・
よく学校にお邪魔して多読授業立ち上げを手伝っていたころ
多読支援の第一歩は「場を作ること」
と、先生方に言っていました・・・
多読はずいぶん広まってきましたが、わたしが大学から呼ばれることは珍しい。
1年に1回あるかないか・・・
その1回が7月11日 7時45分から デジタルハリウッド大学で!
くわしくは「続き」を見てください。
多読から「聞く・観る・話す・書く」の4技能へ広がろうとしているいま、
デジタルハリウッド大学での多読講演会は新しい展開へ一歩、二歩と
踏み出すよい機会になりそうです。もちろん多読の話から入りますが。
実際に多読の第一歩も体験してもらいますからね!
夜だし、お茶の水だし、都心の勤め人(古い?)のみなさんがたくさん
聞きにきてくれるといいなと、期待しています・・・
■お申込みは下記サイトまたは、チラシのQRコードよりお願いします。
前回紹介した目次にはページ数が入っていませんでした。
校了(原稿書き、編集を終えて、印刷所に渡すことのようです)を来週
月曜日に控えて、最終のページ数が決まりました。
前回と同じ内容ですが、確定したページ数が加わっています。
それを見ると、第6章、第7章、第8章に大きな分量を割いていることが
わかると思います。
どうでしょう、もう一度目次をさらっと読んでみませんか?
港区では初めての講演会+ワークショップです。
次のページを見てください。ポスターもあります。
多読からTadokuへの過渡期です。
最新の多読、これからのTadokuについてお話しします。
実際に多読用素材(一般には教材と言いますが)を用意して、
多読・Tadokuを体験してもらいます。楽しいですよ!
たくさんの人が来てくださいますように・・・!
ことばを吸収して、それを自分で使うのは、
今まで言われてきたように言葉を覚えて、思い出して使うことでは
ないと言い続けてきました。
じゃあ、どういうことなのか?
ある人のメールを「続き」で引用します。
この人の感想がわたしが考える吸収、再現をそのまま表現している
ように思うのです。
(このメールを寄せてくれた人はとても変わった人で、
多読関係には変わった人が多いのでそんなにみなさん驚かなく
なっていると思いますが、きっとびっくりすると思います。
まだくわしくは紹介できませんが、楽しみに待っていてください。)
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続き~by so doingという表現について~きっと以前どこかで見聞きしたのだろう。けれどもそれきりすっかり忘れていて、今回ひょっこりその記憶が引き出された。。。。ということ。。。そうだとすれば、この現象こそが、いつの間にか表現ができるようになっていることなのではないか。そうたいして気にもとめず、いつ使うとも知れない表現を覚えていて、ここぞという必要な時に本人の思いもかけずに出てくるなんて、不思議なことだ。この体験から思うのは、無理に覚えようとせずともいいのだということ。忘れてしまえとまでは言わないが、むしろすっかり忘れてしまったとしてもそれはそれでいいのだ。やさしくたくさん読む聞くを実践していると、表現が知らずにたまっていく。つまりそういう体になるのだ。そう、脳改革というべきか、体改革というべきか。テキスト開いて問題集を解く、机上のお勉強ではない。そういう意味では体育、図画工作、音楽、調理実習だ。
これまでわたしはずっと
「白い紙の上に印刷した黒い活字ではない」
と言ってきました。そうではなくて、
「生きた人間が生きた場面で生きた人間に使うものだ」
と。
make it two、 by so doingどちらも強い圧力の中から出てきたもの。お客様に確認しなければならなかった。伝えんがために書くことに没頭していた。言葉は、何らかのコミュニケーションをとおして身についていくのだ。外からの圧力、伝えたいという強い気持ち。では普段そういうことのない者がなんとか英語を引っ張り出すには。。。。?何かを真似すること、かな。…やっぱりここにたどり着く…けれども、考えやアイデアを力強く引き出す手もなく自発的に気軽に発信できるということが、どれだけ高度なことか!!!!!自ら進んで英語で発信している人たちに伝えたい、それは本当にすごいことだと思う。
最後のところ「自発的に気軽に出てくる」のが「溢れる」なのではないか?
いずれまたこの「ある人」については報告します。
とても興味深いのですが、いまはまだ全容(!)を報告できません。
楽しみにしてください!
追伸
月曜日の10時から11時はNPO多言語多読の英語多読講座卒業生の
Skype英語おしゃべり会です。きょう(月曜日)ちょうどこの話題に
関係あると思われる報告がありました。
以前読んでむずかしくてすぐにやめた Swallows and Amazons を
映画を観たあとで最近読んだらもう半分まで楽しんでいる、と。
ことばは活字ではないのです。
活字の向こうに景色や表情が見え、声や音が聞こえてこなければ
読書とは言えないのではないでしょうか?