多読

カイさんの目から見た多読--大きなヒントがいっぱいです!

最近まで多読にはYLがかならず話題になりました。
YLは多読普及初期には大きな役割を果たしたと思います。
けれどもYLは数字で表されるので、次第に弊害が明らかになりました。
YL通りに一直線にレベルを上げようとする人たちが少なくないのです。
それはほぼ確実に挫折します。
ぼくはカイさんがここで紹介している虹色シールの方がよさそうだと思います。
レベル別は分かるけれども、YLのようにきっちりしていない!
 
それに図書館で本を探すのも簡単です。棚から色ラベルで手に取ればいいのです。
適度なレベル分けと、適度な自由度--黄金の組み合わせではないでしょうか。
カイさんの紹介をぜひ参考にしてください!
このページへ跳んで、少し下ってください!
ほかにも参考になる投稿がいっぱい!!
カイさん、ありがとう!!!

「あなたは目から? 私は耳から。」 --さっそく返信!

まずちょっとお詫びを!

カイさんのFacebookの記事を引用しましたが、カイさんの意図をまったく
無視したかのように、「動き」からことばへという部分だけに感想を書きました。
実際にはカイさんは自分を「耳から」ことばが入ると言っていて、
それに役立つリンクをいくつも貼ってくださったのでした。
どれも役に立ちそうなので(!)ぜひ訪問してください!

で、次はお礼です。めろんぱんさんからお便りをいただきました。ありがとう!!

たしかに最後に出てくるTPRは Total Physical Response のことですから、
体を使って外国語を「覚えようと」します。

ただ、わたしは米国の大学でTPRの研修を受けた人から一度講習を受けたことが、
ありますが、パターン・プラクティスを体を動かしながら繰り返すもので、
失望しました。

パターン・プラクティスはその名の通り、世界とも物語とも気持ちや考えとも
関係なく、みんなで一斉に体を動かすことで文法を暗記しようとします。
「動き」とことばの獲得を考えるのにTPRを完全に忘れていたのは迂闊でした。

残念ながらことばを知る楽しさもわくわくもないです。
ほかの方法でスペイン語を勉強した学生よりもTPRを経験した学生の方が
成績が良かったようですが、それもあまり参考にはならないのではないかな?
TOEIC900点や満点の人が実際に英語を使えるかというとそうではないですが、
それと似ています。どうやって成果を「測った」のか、それも大事です。

ことばの力を測る?

「多読は数字ではない」--昨年の支援セミナーでわたしが「遺言」として
言ったただ一言です。(今度の5月で理事を引退するので。)

続きを読む

「あなたは目から? 私は耳から。」--カイさんが最先端!

以下、カイさんの記事をシェアしたわたしのFacebook記事そのままです。

すばらしいです!
これは多読研究の最前線です。

(多読・Tadokuを研究している人たちってNPO多言語多読のサイトの
まわりしかいないので、最前線もなにも・・・っていう話しですが。)

2002年に多読を提案して以来、ことばについてたくさんの根本的な
疑問や質問や問いかけがありました。その中の一つが多読の大問題--

「読むってなに?」

だったわけです。その疑問から、次第に「文字寄りの人、音寄りの人」という見方が出てきました。ぼく自身多「読」を言い出した時は、完璧に文字しか考えていなかった!

そこから次第に「絵」の方に傾きはじめ、「音」が加わり、「映像」が
加わってきました。そこまでがおとといまでの最前線。

ここに「続きを読むタグ」を入れたいのに入らない・・・ 長くてごめんなさい!

そこになんとカイさんは「動き」を持ち込んで、最前線をさらに
前へ進めようと言う・・・ それは考えなかったぞ! わかりました。
しばらく考えさせてください。

たとえば動きというのは、自分が動くことかな? 動くってどういうことかな? 相手の動きかな? だとすると映像は動きになるのかな?

わ! 宿題いっぱいもらってしまった!!
カイさん、ありがとう!!

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初めての、親子多読無料体験会! みにっくさんの報告!!

ブログへの寄稿が少なくなっております。
新著の原稿が少し進み始めたためなので、ご容赦を!

で、きょうはみにっくさんのブログを借りて親子多読無料体験会の
報告としてしまいます。

みにっくさんのブログ

みにっくさん、ありがと、ありがとう!

なお、みにっくさんが企画してくださった復活大阪オフ会のお知らせはこちら・・・

【参加者募集】2/3 大阪オフ会

大阪で会いましょう!

1月19日は港区みなと図書館へ! 耳から栓が落ちます!!

NPO多言語多読のトップページでお知らせしています。

https://tadoku.org/seminar/2019/01/08/6508

最近は多読講演会+ワークショップは1回では済まなくなりました。
それというのも、多読から聞く・話す・書くへと広がったからですね。
それでわたしはどこの図書館でも、2回目、3回目を開催してくださいと
お願いします。港区みなと図書館はいわばいち早くそのお願いに応じてくださった!

第1回から半年、今回は初めての人向けには多読の入り口を、
半年楽しんだ人向けには音への橋渡しをワークショップで!

第3回があれば、いよいよ多読的英会話へいざないます。お楽しみに!