多読的ライティング

第5回支援者セミナー こんなことは今までなかった・・・

くわしい報告はNPO多言語多読の事務局から近いうちにあると思います。
わたしは心打たれた点を二つ・・・

* 米国インディアナ州のノートルダム大学の日本語の先生による多読授業報告がすばらしかった!
学生たちが本当に日本語と日本文化を楽しんでいることが最後に制作したプロジェクト作品から
よく分かりました。

近いうちにみなさんも作品を見られるようになると思います。楽しみにしてください。

* 文教学院大学女子中学校高等学校の高3の生徒4人の話にびっくり、感心、ことばもないくらいに
なりました。

二人の人の感想をTwitterから・・・

**************************************

多読支援セミナー、皆様お疲れ様でした^^。途中で抜けなくてはなりませんでしたが、今回も参加できてとてもよかったです。特に、生徒さんの発表、すばらしかった。多書ノートも見せてもらったのですが、ほんとによくかけていてびっくり!!どの学校もみんなこんな風にできるはずなのになぁとつくづく

アメリカの学生さんたちの作品も素晴らしかったですね。先生の、”文法なんかを学ぶより、大切なことがたくさんある!”というメッセージ、とても力強く感じました。最近色んな意味で停滞感がありましたが、今日はとても色々刺激になりました。NPOの皆様、ありがとうございました~^

ほんとですよね。あの4人の多読ガールズがすべて語ってくれていたように思います。多読の真髄をちゃんと理解していて、何より彼女たちが生き生きと語っていたことが素晴らしい。

アメリカの学生さんも生き生きと、思い思いのプロジェクト作品に楽しみながら取り組んでいて、本当に今日のセミナーは考えさせられることがいっぱいでした。
最後には、やはり点数をつけることで潰されちゃうのかな~ということです

ほんとです。また、数字や成績をモチベーションにしているというのは、やっぱり本物じゃない。そんなものではとてもかなわない喜びが、彼らの中には間違いなくありますね。あんな風に日本の子供たちも学べるはずなのに、なんでそうならないでどんどん悪化するんだろう~~@@..

**************************************

本当にわたしも、文京学院に通っていてよかったと思ったくらいです。6年分のお手伝いが一気に
報われた思いです。大げさに聞こえるでしょうが、音声の録音がうまくできていたら聞いてください。
こんなにまっすぐ、素直に多読・Tadokuを受け止めて、伸びてくれたとは・・・
そしてそれを何の飾り気もなく、そのままことばと表情で表現してくれました。
だから多読・Tadokuのよさが参加した「先生」たちに納得もなにもない、
そのまま伝わったように見えました。

(そんなすばらしいセミナーなのに、わたしの反省は基調講演がうまくいかなかったこと。
しゃべりすぎです。来年からはわたしはしゃべりません。
高校生や体験者に話してもらって、どうやったらどこでも、だれでも、
同じように素直に多読・Tadokuを楽しめるようになるかを考えたい・・・)

 

 

 

 

Bitesizeってなんだ? Jacqueline Wilson さんの一口サイズを探る

さっそく聞こえない声に耳を傾けてくださる方が現れました。ありがとう!
わたしももう一度耳を傾け直しますが、まずはみなさん、以下を見ながら
もう一度Wilsonさんの話し方を聞いて、息継ぎ点を確認していただけますか?

そのあと、わたしの確認した結果を見てもらいます。
その際、息継ぎの bitesize と、意味の塊の bitesize を検討しましょう。

続きを読む

Bitesize ってなんだ? 一口サイズのお願い! Jacqueline Wilsonさんのインタビューで bitesize を探る

先日の記事でディクテーションをお願いしました。
早速一つ返信がありました。細かいところまでよく聞き取ってあって、びっくり。
それをもとにわたしが聞きなおしたものを「続き」に載せます。
添削していると思われるのは困るので、どこが違うかは書きません。
でも、やってみて、これは大変な作業だと思いました。
送ってくれた人、ありがとう!

で、新しいお願いです・・・

これを見ながら Jacqueline Wildon さんの声を聞いて、
息継ぎのところに印をつけて、わたしに送ってください!
もし聞き間違いや綴りの間違いを見つけたら、それも知らせてください!

続きを読む

Bitesize ってなんだ? みなさんに一口リクエスト!?

そういうわけで、bitesize について考えをちょっと変えたいので、お願いがあります。

イギリスの The Guardian 紙の Children’s Books サイトがなくなるのだそうです。
それは実に残念なことなのですが、それはこのお願いに直接は関係ない。
そのお知らせの記事の中で Jacquline Wilson さんが実に誠実にこどもたちのインタビューに
答えています。

Goodbye to the Guardian children’s books site.

http://www.theguardian.com/childrens-books-site/2016/jun/16/celebrating-five-years-of-the-guardian-childrens-books-site

続きを読む