多読的鑑賞

Tadoku講演会+ワークショップのリンクをいくつか

今年5月の「ゴールデンウィーク特別セミナー」以来、
わたしの講演会+ワークショップは多読からtadokuへ大きく
舵を切りました。

きょうまもなく始まる港区みなと図書館でもその方向です。
でも、会場が地下でインターネットにつながらないので、
ここにこれから使うリンクの一部を載せて、きょうの参加者の
みなさんには家に帰ってからここにアクセスしてもらって、
「字幕なし多観」をさっそく始めてもらおうと思います。

続きに大人気の動画へのリンクをいくつか・・・

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新宿区四谷図書館の講演会 みなさんの感想

ブログがぽつぽつでごめんなさい!
TwitterもFacebookもやっていない場合は昔からのブログで
多読・Tadokuの展開を追ってくださっているかもしれません。

きょうTwitterで言い訳をしました。

sakai@bitesize
Writing two books side by side has started to take its toll. I forgot two dates today. Rushing now to the second one with my old colleagues at 電通大. There will be more tolls in the coming weeks, I’m afraid. Writing went reasonably well though, if it does any good to my friends.

2冊の本の原稿書きからいろいろなところに皺寄せが来ています。
でも、NPO多言語多読の講演会+ワークショップは新しい方向に走り出したので、この報告は欠かせません・・・

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赤ちゃんに戻った「かなちゃぴん」さんのブログへ!

ちょうど1年前、わたしは学習障害とtadokuについて、こんな記事を書きました。

「をさなごのやうに」 ほんとうにあったんだ!

おとなが病気が原因で「をさなごのやうに」になってしまい、
そこからいわば「生還」したかなちゃぴんさんに先週末また
愛知県大府市でお会いしました。

その時の講演会+ワークショップのテーマは音と映像でした。
そして送られてきたのが「続き」に引用するお便りです。
おおぶではかなちゃぴんさんの「ガングロ」時代の写真も見せてくれました。
引用したお便りの中のブログにもその写真が出ています。

かなちゃぴんさんは、病気で赤ん坊のようになってしまって、
そこから大変な思いを経てある今を、そのままたくさんの人に知ってもらって、
先へ進むヒントにしてもらえたらと望んでいます。

上のブログ記事といっしょに読んでください!

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Climb は「登る」だろうか?

最近(というのはここ5年くらい?)講演でよく言うのは、
*日本の英語教育、英語学習が役に立たなかったのは
触れる英語の量が少なくて、しかも質が悪いからだという話です。

量の少なさはわたしの「マウス・アート」で説明します。
質の悪さはOxford Reading Treeシリーズのごくやさしい絵本で説明します。
(「さよなら英文法 多読が育てる英語力」にくわしく書いてあります。)

そのOxford Reading Treeシリーズの絵本は A Cat in the Tree で、
この1冊で目から鱗が何枚も落ちるのですが、中でもみなさん驚くのは
はしごを下りてくる様子を climb down the ladder と表現している二個所。

これを発見して以来、わたしたちが学校英語に寄せる信頼を崩すのに
この絵本は大活躍なのですが、SSSの掲示板で climb は登るではないと
書いて以来たくさんの人が「そういえばこんな例がありました」と報告を
寄せてくれます。

たまたまつい最近二人の人がとても示唆に富む例を報告してくださったので
紹介します・・・

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