インターネット大学への招待

多読からまた新しい道が開けました!

多読で英語と親しくなった人たちがインターネット大学の窓を開けました。
読む・聞く・書くがすべて関わります。世界の一流の講座はずいぶんと楽しいようです!
NPO多言語多読のフォーラムにすでに試した人たちがくわしい体験談や
手引きを投稿してくれました!!

これからオンライン大学をはじめる方へ
http://forum.tadoku.org/viewtopic.php?p=7958#p7958
先輩方、誰かがやらねばということで、僭越ながら勝手にまとめてみました!
他にもこれはピックアップしておいて!というのがあればお知らせしてもらえると嬉しいです。。。
そうか、、、その都度こうやってリンクをストックしていけば、ちょっとしたWikiになるのですね。。。

フォーラムって、こういうことだと思うんです。
みんながちょっとずついろいろ試してみて、少しずつ知恵と知識と思いが貯まっていく・・・
(そして整理すればWikipediaのようになる--これもフォーラムの旅立ち以来待っていました!)

なんとも言えないです。オンライン大学について報告した人も、読んだ人も、みなさん、ありがとう!
(そして、整理してくれたkatobushiさん、ありがとう!!!!!!!!)

(大げさに聞こえるかもしれませんが、これまで内側しか向いていなかった日本が--つまり
外にいてもほとんどの場合内側を向いていたこの島国の人たちがいよいよ外を向き始めたのですね。)

In any case, take advantage of tadoku!

学校英語を洗い流すために differently の t は声にしない

前回の質問は誤解を招く表現でした。

differently をどう「発音」していますか?
あなたの場合、t ははっきり聞こえていますか?

特に2行目がいけませんでした。みなさんが differently を声に出して読む時に、
(だれかそれを聞いた人が) t の音をはっきり聞きとれますか?
という意味でしたが、見事に舌足らず。

それで、一気に学校英語が忘れている「発音」の大事な点に話を持って行きます。
それは英語は(日本語にくらべて)、

  「一つ一つの文字を全部声にはしない」

ということです。

differently の場合は、Yさんがメールをくださったように、

t は前のn次のL と舌の位置が同じなので、破裂(上あごから離さないで)せずに発音しています。

・・・その通りですね。けれども、そのほかにも独眼龍さんの提案によれば

exactly とか absolutely とか slightly とか

などがありますね。

実は英語の綴りで 子音 (aeiou以外のアルファベットが表す音としておきます)が続く
ことはよくあります。上の例では differently の ntl というつながり、
exactly の ctl 、absolutely の bs や tel (e は声にしないので、tl という
つながりと同じになります。)、slightly の sl と tl などはどれもつながった子音のうち、
どれかが弱くなったり、消えたりするわけです。

(どれが弱くなる、どれが消えるという話はこの話題をそらせてしまうので、別の機会に
しましょう。)

(でも、やっぱりみなさんおもしろがると思うので一つだけ・・・
absolutely の b は弱くなって、場合によっては p になります!)

消えたり、弱くなったりするのは重なった子音だけではなく、主に aeiou が表す
「母音」にも起こります。さらに 「音節」 や 「語」 が弱められたり、まるまる
消えたりするのですが、そんな風に音が消えたり、弱くなったりする現象をまとめて

マクドナルドの法則 (すでに何回か記事にしているという気がします。)

と呼ぶことにしましょう。

たとえば ハンバーガーのマクドナルドは英語ではMcDonald’s ですが、
ク の音も ル の音も英語では聞こえません。カタカナにすれば ムダノスのように聞こえます。

ハリー・ポッター・シリーズの愛すべき McGonagall 先生は、翻訳では
マクゴナガル先生でしょうが、映画でも朗読でも カタカナで書けば マゴナゴ に
聞こえますね。たとえば次のインタビューでは10秒あたりで、Maggi Smith 自身が
マゴナ としか聞こえない読み方をしています。

http://www.youtube.com/watch?v=VOl9taK1OR8

ところが学校では

すべての文字を声にしなくていいとは習わなかった

のではありませんか?
したがって、学校で習ったことをそのまま援用すると、
McDonald’s と書いてあれば マクドナルズ と読む(声にする)のではありませんか?

もし綴りの通りに読まなかったら、教室では「崩れた発音 」などと嫌がられます。

McDonald’s を マクドナルド と読む(声にする)のも、
McGonagall を マクゴナガル と読む(声にする)のも、
学校英語の影響ではないでしょうか?

(書くときには 綴りにできるだけ忠実に、というのはちょっぴりわからないでもありません。)

このことについては20年前にちくま学芸文庫から出して
「どうして英語が使えない? 学校英語につける薬」
にもう少しくわしく書いてあります。

さて、次回は 英語の過去形は「・・・した」と訳せばいいのか? という話題について
考えます。ぜひみなさんの意見を寄せてください!
宛先は info あとまあく tadoku.org です。

「ええーっ! 過去形は「・・・した」じゃなかったの!????」という人もぜひメールを!

12月1日の無料多読体験講座は楽しいぞ!

「快読100万語 ペーパーバックへの道」が出版されて11年半--
多読の進め方は大きく変化しました。
そして多読という方法の応用範囲も広がりました。

「快読100万語」の最初は graded reader と呼ばれる段階別読み物でしたが、
その後、字のない絵本から始めるようになって、読書の楽しみが増し、
音源が手に入れやすくなって、聞き読みからリスニングへの展開が楽になり、
日英両語を使ったSkypeおしゃべり会やブックトークで気楽に英語で話す機会ができ、
twitterで英語を書き、インターネット大学で小論文を書くまでになりました・・・

12月1日、NPO多言語多読の事務所では多読講座の最前線を紹介します。
講師は独眼龍繁村一義さん。NPO多言語多読の理事です。
高校の時は英語大不得意だった繁村さんはいかにして仕事で1日10時間も
英語を使うまでになったか--その経験から、みなさんに「気持ちよく英語とつきあい、
楽しく力を伸ばす道」を提案してくれます。

くわしくはhttp://tadoku.org/news/2013/11/08/959をご覧ください!

なお、この無料体験講座は第2回です。第3回は2月2日に行います。

流されないために 「字幕なし多観」に引っかけて・・・

字幕なし多観の後押しをしようというのではありませんが、
わたしは吹き替えがほとんど全部だめなのです。

偉そうにしているわけではないので、吹き替えより原語の方が正確だとか、
訳が下手だとかいうわけではありません。吹き替えの・・・

ささやき調がだめ!

なのです。誰が始めたのか、映画やドラマはもちろん、ニュース番組で
アメリカの町の人にインタビューなんていう時の吹き替えも、妙にもったいぶって、
不思議な間を入れて、息の音をしきりに夾む・・・ だれが始めたんでしょう?

そしてどうやって吹き替えの声優たちの間に広がったのか?
どうして吹き替えの演出家の心を捉えたのか?

あの「マナリズム」を外れようという声優はいないのだろうか?
いつになったら、普通の声の吹き替えを聞けるようになるのか?

流されたくないものです・・・

字幕なし多読に引っかからなかったですね。