金沢オフ会のお知らせです!
楽しいのです!
初めてあった人ともたちまち仲良くなって、多読で困っていること、心配なこと、
笑った本のこと、感動した本のこと、腹が立って(実際に)投げた本のことなど、
時間を忘れて話し込むことになります。
http://forum.tadoku.org/viewtopic.php?f=9&t=2035&p=7790#p7788
Those of you in Kanazawa and its vicinity, have fun!
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楽しいのです!
初めてあった人ともたちまち仲良くなって、多読で困っていること、心配なこと、
笑った本のこと、感動した本のこと、腹が立って(実際に)投げた本のことなど、
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たとえというのは気をつけなきゃいけませんね。
「離陸」というのは多読にぴったりのたとえだと思うんですが、
(その点は変更の必要はない。なにしろ「独り立ち」が目的だから)
離陸する飛行機というのはいわば一直線に昇っていきますが、
多読でみなさんが学校英語から自由になる経路は決して一つではない!
それこそぴ~ママさんやakoさんのように、多読の途中で絵本に引っかかって
ずーっと絵本を読む人、児童書に引っかかって当初のペーパーバックを楽しむ
という目的を忘れたYYYさん、本は読まずに俳優の追っかけに英語を使っている
YYYさん、ロマンス本にはまったYYYさん(多数)、XXXさん(一人)、
BLにはまったYYYさん(複数)、翻訳に向かっているYYYさん(複数)などなど、
「完全に離陸」したあとはいろいろ楽しみ方があるわけです。
従って、離陸を図解するとしても、各段階を・・・
1冊の語数やラベルの色 で決めつけてはいけない!
そんなものは本棚から本を取り出すまでの目安に過ぎない!
逆に言うと、語数も色ラベルも気にしないで好きなものを好きなように楽しむことが
本格的離陸ですね。楽しめないものを一言「いまのわたしには合わない!」
と切り捨てる自由さえ手にする!
反省とともに、語数や色ラベルに囚われない図解を考えることにします。
最近こういう一文のあるメールをもらいました。
さかぺんに報告出来る事は、Tadokuから完全に離陸して、大空を飛び回っているって事かな!
これ、実はわたしが考える「完全な離陸」のたとえと同じなのです。
最初は飛行場の滑走路のように、ある程度レールの敷かれたコースを、
Stage 1 から Stage 2 、Stage 3、Stage 4 というように助走します。
そのうちスピードもスタミナもついてきて、離陸態勢に入る。
前輪、後輪と滑走路を離れて、機体はふわっと air-borne になる。
これが「不完全な離陸」ですね。まだ地面を離れただけ、空の旅には先がある!
この段階の離陸を多読でいうと、絵本から挿絵入り本に移るあたり、
NPOの色ラベルでいうと黄色、1冊あたりの総語数でいうと5000語から1万語くらい。
挿絵は間遠になり、挿絵だけ見たのでは話はさっぱりわかりません。
で、飛行機はふわっと浮くとすぐに車輪をしまいます。黄色ラベルの厚い本、
1万語くらいの本を気持ちよく読めるようになるのがこのあたりでしょうか。
でも、まだ飛行機は急上昇を続けていて、わたしなどはまだ息を詰めて、
この高さなら墜落してもかなりの確率で助かるのではないか? などと
気休めを思いつつ、街の俯瞰図を楽しんでいるあたり。
多読支援する人にとってもこのあたりは伸びについていちばん気を遣う
ところですね。無理に機首を上げると失速します。それに黄色ラベルになると、
それ以上上昇しなくても十分おもしろい本があるので、
ゆっくり時間をかけたいところでもあります。
そうやって息を詰めていたのが、少し楽になるのは、シートベルト着用の
サインが消えた時。トイレに立つ人、頭上の荷物置きから何か取り出す人、
なんとなくざわざわしてきて、客室乗務員が飲み物の用意をする音も
聞こえてきます。さあて、ここからの数時間をどうすごそうかと、
上昇よりも楽しみの方向へ気持ちが向き始める。
(絵本にはまってずっと絵本を楽しむ人もいるのだから、ラベルの色なんて
ほとんど意味がありませんが、字ばかりの本でいうと、そうですね、
緑ラベルに入ったあたりでしょうか。)
けれども最初のメールの人がいみじくも書いた「大空を飛び回る」のは
もう少し先かな? それは水平飛行に移って巡航速度で進み始めたあたり。
それが完全な離陸ですね。青いラベルまたは1冊の語数にして
3万語から5万語くらいの本を気持ちよく読めるようになったら、
このあたりですね。
1万メートルの上空からはどこへでも行けます。近い外国、遠い外国、
遠い国内もおもしろそう! 外国語の本を選ぶにしても、もう語数は
どうでもいい。好きな作家を見つけに空を飛び回ります。
飛び回るうちに今まで好きになるとは夢にも思わなかったものが
好きになるかもしれない!
追記 ついでに次の記事も必ず見てください。短いです。
それは絵本作家かもしれないし、何かの専門分野かもしれないし、
外国の友だちかもしれないし、ブログを外国語で書くことかもしれない。
Skypeで新しいことを始めるかもしれない・・・
大事なヒントをありがとう、ぴ~ママさん!
いま多読について書いたことは聞く、話す、書くについても言えます。
要するにすべて、簡単なところからはじめて、少しずつ複雑な方へ・・・
支えありから支えなしへ・・・
いわゆる4技能は読了語数や色ラベルと同じで、目安にすぎませんが、
聞く、話す、書くについても、具体的に離陸を図解できたらと考えています。
(旧ブログでも何回か書いた「みんなのうた」を復活させることに・・・)
ディキシーランド・ジャズ? ニュー・オーリンズ・ジャズ?
どっちと呼ぶべきなのかわかりませんが、英語と関係ないこんな映像もよいかと・・・
Wynton Marsalis さんは、「トランペット吹きの子守歌」も大好きなのですが、
お祭り、ワイワイの好きなわたしとしては、こちらも大好き。
一人一人が勝手に演奏しながら、みんなが気持ちを通じ合っていて、
だから一つの曲になってうねっていく・・・ニュー・オーリンズの通りをゆっくりと
演奏しながら行進している感じがなんとも言えません。
わたしは神は信じていないけれど、こんな風に神を信じる人たちは信じてもいいと思います。
(意味不明か? 矛盾しているか? でも、やっぱりそうです。)
わたしもぜひこんな風にばいばいしたいものです。
みなさん、もう the について考えて下さっているようで、
すでにメールが二通、届いています。
届いていますが・・・ お題の出し方が簡単すぎましたね。
ちょっとだけ具体的にします。以下の趣旨でメールをください!
*****************************
the の役割は日本語の 「その」 と同じだろうか?
*****************************
上のお題を見て、すぐに何か考えが浮かんだ人はぜひメールで送って下さい。
ただし、多読・tadoku歴の浅い人は考えないで下さい。
みなさんの意見や感想を楽しみにしています!