至急お知らせ! 名古屋市中川図書館の講演会が満員なので・・・

まだ一度も多読に関する講演会を聞いたことがない人で、
中川図書館の講演申し込みが遅れた人は、ぜひ3月1日午前10時からの豊田高専の講演会に
来てください!

くわしくは http://tadoku.org/seminar/2015/01/30/1780 をご覧ください!

追記こんなお知らせを出すのは初めてですが、それというのも、中川図書館の講演申し込みは
なんと三日でいっぱいになってしまった! それも、最初の定員を2倍近くにしたのに・・・
我田引水ですが、愛知県には多読を待っている人がたくさんいる?!

そうか、もう一つの可能性は、名古屋市内のほかの図書館でも講演会が開かれることですね。
2月28日、3月1日、がんばりましょうね!

話し言葉と書き言葉について 学校英語と書き言葉

前回「はなしことばと書き言葉」について書いた時、SSSの時代からの古い、いや、
永い仲間、islaverdeさんからメールをもらいました。
きっかけとなった記事はここです。

わたしが言い出した「はなしことばと書き言葉」の区別で、大きなヒントを得たようでしたが、islaverdeさんは仕事で英語を使っていた人で、話し言葉と書き言葉の齟齬に
悩んだことがあったようです。

したがって、いただいたメールの内容はちょっと進んだものだったので、
いつかまたこの話題を深めるときに使おうととっておきました。
NPO多言語多読のブログで書きましたが、講座ではこれからしばらく
bite-sizeと話し言葉が焦点になるかもしれないので、このあたりで・・・

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封建制復活の日 Thomas Pikettyさんの本を読んだ!(大事な修正版)

わたしは10年くらい前に、当時電気通信大学を退職したばかりの
西尾幹二さんに、「日本はまもなく封建制が復活する」と言って驚かせた
ことがありました。西尾さんは「まさか! 封建的になるっていうこと?」と
反論しましたが、わたしは「いえ封建制度です!」と言って譲らなかったのでした。

当時わたしが頭に置いていたのは国会議員の世襲のことでした。
わたしにはあれが「幕藩体制」の復活を予告しているように見えたのです。

で、封建制というのはいわば「生まれによる格差社会」とも言えると思うので、
Pikettyさんの本には関心を持っていました。すると11月末のある日、
audibleからメールが来て、なんと1クレジットでunabridged版がダウンロード
できるとのこと。さっそくダウンロードしました・・・

(初出時、大事な r>g を間違えて r<g としました。しおさん、ありがとう!
そうだ、注釈をつけます。わたしの言う封建制は学問的な定義によるものでは
ないです。ただ、人の一生が生まれでほとんど決まってしまう社会ということです。
そのほか訂正部分を赤字にしてあります。)

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2月28日 名古屋市中川図書館で多読講演会!

というお知らせはすでにお知らせしましたが、
中川図書館のホーム・ページに詳細が載ったと知らせてくださったので、
リンクを貼ります。

http://www.library.city.nagoya.jp/oshirase/topics_event/entries/20150127_03.html

なお、翌3月1日は豊田高専で『図書館多読への招待』出版記念シンポジウムが
開かれます。そちらの詳細も見てください!

http://tadoku.org/seminar/2015/01/08/1722

ひさしぶりの名古屋多読講演会です。楽しみにしています!!

やっぱり絵本だ! こどもに絵本の読み聞かせをして日本語を獲得中!

九州大分県に住むGarethは古い多読仲間のお連れ合いで、水彩画家です。
(ここでGarethのFacebookページにリンクを貼るとこの記事に戻ってこない
恐れがあるので、リンクは「続き」の最後に・・・

数週間前にわたしがGarethの絵をFacebookで「シェア」したとこと、
こういう返事が来ました。

Thank you for sharing my image. I’m glad you liked it.
By the way, I hope you and your family are well.
I’m learning a lot of Japanese nowadays through reading
Japanese children’s books to my toddler Anne – it’s a lot of fun.
It’s a great way to learn another language. All the best, Gareth.

そこで、わたしはその体験をもう少しだけくわしく書いてほしいとお願いしました。
その返事がこれです・・・

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