多読支援

トップダウンとボトムアップ・・・ フォニックス再論

表題の件で山崎僚子さんから Facebook でメッセージをいただきました。

ひとり読みできるようになったのはphonicsのお陰だからと、アメリカ人も英会話レッスンに勧めてるよと、アンチphonicsの私に反論が。 でも深く?考えてみると、会話できるようになったけど読み書きできない移民の子や、ペラペラネイティブの子には、phonicsはトップダウンの補助薬として効果あるわけで、スタートライン近くでphonics投薬すると、すくすく育つはずの子の体にも心にも障りそうです。

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ことばは音から--「をさなごのやうに」にさらにお便り・・・

たくさんの人からメール、ツイート、コメント、メッセージをいただきます。
かならず返事をしますが、たまさかブログでいただくことがあります。
我田引水で自分の言いたいことに引きつけやすい場合がおおいですね。
お便りをくださったひとには、「目の付け所が意外だった」というので驚かれます。
「えーっ、そこか?」ってやつです。

今回のYさんの場合は「そうですか、そういう見方もあるのですね」というお返事です。
で、我田引水の種を見つけたので、またまた引用させてもらうことに・・・

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第3回図書館多読シンポジウム 多治見市で!

数ヶ月前から準備を初めて、まず図書館関係者の参加を募っていましたが、
いよいよ一般受付開始です! 今は図書館を利用していない人も、
近くの図書館に多読用の本やCDを置いてもらうためにぜひ参加を!!

チラシができました。(わたしは多少恥ずかしい・・・)

第3回図書館多読シンポジウム

作ってくださった多治見市図書館のみなさん、ありがとう!

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「正しい・正しく」はあとからでいい! 坂本さんのFacebookから

日本では学芸(教育とか学習)ということになると、
「先人の言うとおり」ということが強調されて、
「まずはこれまでのやり方をそのまま学べ、
自分を発揮するのはそれができてから」などと言って、
結局自分は発揮できないで終わります。
日本が国としてどんどん沈んでいくのは新しい道へ踏み出す
ことができないからだと、わたしには思えます。

いきなり長くて大仰な前置きになりました。
それはわたしがいつもとても大きな不満を抱えているからです。
いまは学校の中でも、学校を出てからも、成長することが
すべて試験と資格に支配されています。そのために、
試験や資格が大事という「常識」を破ることは大変むずかしい
ことになっています。

福岡女学院の坂本さんはその常識をきれいに破る根拠を
見つけてくれました。

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第5回支援者セミナー こんなことは今までなかった・・・

くわしい報告はNPO多言語多読の事務局から近いうちにあると思います。
わたしは心打たれた点を二つ・・・

* 米国インディアナ州のノートルダム大学の日本語の先生による多読授業報告がすばらしかった!
学生たちが本当に日本語と日本文化を楽しんでいることが最後に制作したプロジェクト作品から
よく分かりました。

近いうちにみなさんも作品を見られるようになると思います。楽しみにしてください。

* 文教学院大学女子中学校高等学校の高3の生徒4人の話にびっくり、感心、ことばもないくらいに
なりました。

二人の人の感想をTwitterから・・・

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多読支援セミナー、皆様お疲れ様でした^^。途中で抜けなくてはなりませんでしたが、今回も参加できてとてもよかったです。特に、生徒さんの発表、すばらしかった。多書ノートも見せてもらったのですが、ほんとによくかけていてびっくり!!どの学校もみんなこんな風にできるはずなのになぁとつくづく

アメリカの学生さんたちの作品も素晴らしかったですね。先生の、”文法なんかを学ぶより、大切なことがたくさんある!”というメッセージ、とても力強く感じました。最近色んな意味で停滞感がありましたが、今日はとても色々刺激になりました。NPOの皆様、ありがとうございました~^

ほんとですよね。あの4人の多読ガールズがすべて語ってくれていたように思います。多読の真髄をちゃんと理解していて、何より彼女たちが生き生きと語っていたことが素晴らしい。

アメリカの学生さんも生き生きと、思い思いのプロジェクト作品に楽しみながら取り組んでいて、本当に今日のセミナーは考えさせられることがいっぱいでした。
最後には、やはり点数をつけることで潰されちゃうのかな~ということです

ほんとです。また、数字や成績をモチベーションにしているというのは、やっぱり本物じゃない。そんなものではとてもかなわない喜びが、彼らの中には間違いなくありますね。あんな風に日本の子供たちも学べるはずなのに、なんでそうならないでどんどん悪化するんだろう~~@@..

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本当にわたしも、文京学院に通っていてよかったと思ったくらいです。6年分のお手伝いが一気に
報われた思いです。大げさに聞こえるでしょうが、音声の録音がうまくできていたら聞いてください。
こんなにまっすぐ、素直に多読・Tadokuを受け止めて、伸びてくれたとは・・・
そしてそれを何の飾り気もなく、そのままことばと表情で表現してくれました。
だから多読・Tadokuのよさが参加した「先生」たちに納得もなにもない、
そのまま伝わったように見えました。

(そんなすばらしいセミナーなのに、わたしの反省は基調講演がうまくいかなかったこと。
しゃべりすぎです。来年からはわたしはしゃべりません。
高校生や体験者に話してもらって、どうやったらどこでも、だれでも、
同じように素直に多読・Tadokuを楽しめるようになるかを考えたい・・・)