多読支援

をさなごのやうに こどもたちの前に広がる世界

埼玉県で二度続けてこどもたちの様子を見ました。
一度は「いなほ保育園」で、もう一度は草加市の講演会場で。

こどもたちはすばらしい!
いなほ保育園では雑木林や田んぼの間を自由に駆け回るこどもたちを見ました。
児童英語教室のこどもたちは実に伸び伸びと英語とつきあい、
素直に英語の音を吸収していました。

いずれまた埼玉のこどもたちの様子は知らせることになると思いますが、
きょうは児童英語教室に通う女の子が描いて講演とワークショップが終わった
ところでわたしに渡してくれた絵を紹介します・・・

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図書館多読のページができた!

NPO多言語多読は現在図書館多読に力が入っております。
シンポジウムも3度を数え、充実ぶりと熱気は驚くほどです。

そしてこのたび図書館多読普及の様子を逐一お知らせする
専用のページができました。

http://tadoku.org/about/tadoku-lib

タイトルがすばらしい!
「図書館の森に 多読の木を植えよう」
フォントがすこーし踊っているところがすばらしい!!

緑の本棚がすばらしい!!
まさに図書館の森ですね。
ぜひこれからは図書館多読の広場で散策を!

このところ自画自賛が多くて申し訳ないです。
少々興奮気味かもしれません。

なお、二つのバナーが用意されています。
できればどこかで使ってくださるとうれしいです。

技術者のための多読ワークショップ! 1月22日!!

多治見市図書館で開かれた図書館シンポジウムでTさんという方に会いました。
なんと東海地方の技術者向けに多読を広めてくださっている!
NPO多言語多読は少しずつ企業にも多読・Tadokuが広がっていくといいと
願っているので、Tさんのご尽力はとてもとてもありがたい!

1月のワークショップのお知らせが届いたので、紹介します。
各務原市で開かれます。近辺に住んでいて時間がある人はどうぞ!

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留学と同じ効果は望めるか? 神戸学院大学図書館の「図書館留学」に期待!

これはまだ芽を出したばかりの仮説ですから、
立派な木に育つにはたくさんの例を見つけなければいけませんが・・・

神戸学院大学図書館の「図書館留学」はただ人を引き付けるための
宣伝文句にとどまらない可能性があります。
リンクをクリックしてください。たくさん吸収して、どんどん語るために・・・

*Tadokuで外国語を身に着けるために必要な素材があり、
(絵本、CD、DVD、インターネットなど)
*吸収した外国語を使って自分を表現する機会が用意されています。

ことばの氷山を使って説明すると、文字だけの読書ではなく、
音、気持ち、場面、物語、世界の全部が図書館で体験できることになります。

ここで仮説です。(恐る恐る

*ことばの氷山で言えば文字だけの本を読む、よりも、
*ことばを成立させているすべての要素をまるごと吸収する、ことで、
図書館留学は実際に海外に滞在することに迫る成果が得られるかもしれません。

ここからきわめて大胆な、けれどもわたしがこれから一生懸命追究しようと
している仮説を紹介します。

*豊田高専の図書館長で、NPO多言語多読の理事である西澤さんによると、
豊田高専では300万語読んだ学生はTOEICの点数の伸びが
1年間留学した学生と同じくらいだという結果が出ているそうです。

*TOEICの点数でおおざっぱに比べると、
電気通信大学の例では、絵本ばかり10数万語程度読んだ学生が300点上昇。
(本人による詳しい報告は
http://tadoku.org/sakai-note/archives/2009/06/30_0058.html)

電通大の学生たちの例から考えると、絵本はTOEICの点数に非常に大きな
貢献をするようです。

この点は豊田高専の学生たちがどんな本を読んでいるかを確かめなければ
たしかなことは言えません。それが仮説立証への次のステップかな?
ずいぶん雑な議論ですが。

図書館多読にわたしが期待するのは、絵本だけでなく、音も提供され、
実際に会話として使う場も用意されている--この場合にはいったい
どのくらいの早さで外国が吸収されるのか?
また、学校英語の影響はどのくらいの大きさなのか?
(プラスの場合も、マイナスの場合もあるに違いありません。)
例が少ないけれど、ことばの氷山仮説を大学の中で実験できる場として
神戸学院大学図書館には大変な関心を持っています。

第2回「おおぶで多読」報告!

今年は本当に各地で多読サークルが芽生えました。
中でも生まれたばかりの「おおぶ文化交流の杜図書館」の元気な声を届けます!

報告は古くからのTadoku友だち、カイさん。
「おおぶで多読」の幹事です。人柄そのままの文章を楽しんでください!

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