多読亭日乗

英語民間試験導入とその延期について・・・ 「文科省+経済界」の分かりやすい説明

Facebookで分かりやすい説明を読んだので、シェアしました。
英語民間試験導入の土台の話しなので、ここでも記録しておきます。

日刊ゲンダイの記事についてです。

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/266148

この記事で説明されている通りだと思いました。
ただしタイトルの
「民間背後の教育改革は格差拡大の失敗を繰り返す」
は違うと思います。

現政権、富裕層、支配層は「格差拡大を狙っている」と思います。

以下にわたしが大事だと思った部分の引用と意見を書きました。

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多読はどうやって広がってきたか?

なぜ今ごろそんな疑問を問題にするのか、と言われそうですが、
SSSの掲示板の時代からNPO多言語多読の講座へと時間が経って、
今ごろやっとほぼ確信になってきたことがあります。

それは口伝え、人伝え・・・

たとえば最近NPO多言語多読に届いた体験会の申し込みに
こんな申し込みの動機が書いてありました。

知り合いの方が何人か参加していて、とても楽しそうなので、是非参加して、続けたいと思います。

とてもありがたいことです。
これまで、新聞や雑誌に採り上げられたり、いろいろな機会に
多読の話をして呼びかけたり、チラシを配ったり、
ウェブサイトを工夫したりと、いろいろな普及努力をしてきましたが、
やっぱりいちばん強力な呼びかけは知っている人、身近な人が
「多読は楽しい!」ということを
「ふだんの行動でまき散らしてくださること」
だろうと思うようになりました・・・ 続きを読む

tadoku村はおおいそがし! たとえばこんな動画・・・

講座で人気!おすすめ5選 の最初の動画はあまりに意外で、
だれでも息を呑み、それから目が離せなくなって、最後にふーっと
溜め息をつくのではないだろうか?

この絵はフィンセント・ファン・ゴッホの「星月夜」と言われている
作品だとおもいます。ほかの作品にも Starry Night と呼ばれてることが
あるようで、よく分かりません。

わたしは1000ピースのジグソー・パズルでこの絵を作ったことが
あって、二度目の際には途中から気が狂うかと思ったのでした。
なんだか、回りの見え方が違ってしまった。

(名画のジグソー・パズルはいくつもやっていますが、
絵が好きな人にはぜひと勧めます。絵の細部まで見えてきて、
絵を観る楽しみが何倍にもなります。)

さて、もう二度は紹介していますが、絵と歌がとてもよく
合っているので、また紹介します。上のゴッホの絵を
絵の具で作る動画のあとに見てもいいかもしれません。
Starry Nightの絵が背景になるのは25秒から。

Don McLean – Vincent ( Starry, Starry Night) With Lyrics

Don McLeanの作詞作曲で、曲も歌詞もよいのです。

ところでゴッホを描いた映画が最近出ましたね。
観に行きたいような、やめた方がいいような、迷っています。
風景は見たい、それは見たいのだけれど・・・

大間違い判明! メモ だんだん深まってきた・・・ ここは底? 「そこはいいかい?」?

最後の段落に大きな間違いがありました! ごめんなさい・・・

「そこはいいかい?」は宮澤賢治の「セロ弾きのゴーシュ」に出てきます。
ゴーシュのセロの響きで子ネズミを治してもらいに来た母ネズミが
セロの中に子ネズミを落として、尋ねます。

そろそろ劇薬シャドーイングからなりきりシャドーイングという
おそらく「王道」を行こうかと思いましたが・・・

とりあえずボトム・アップ、守旧派、old school として運命を全うする
ことに決めました。あくまで昔ながらの「発音」にこだわって、
世の中の99.99999%の人のために道をつけようという覚悟です。

だって、tadoku的シャドーイングで、つまりトップダウンで
外国語の音を身に付ける人はこれからいっぱい出てくるのだから、
残りの人たち向けに「ボトム・アップ」(元の文は トップダウン)は
だめですよ、と言える人が一人くらいいなけりゃね。

メモ だんだん深まってきた・・・

いま忙しいです。
何冊かの本の企画、tadokuを広げ、深めるにはどうするか、
図書館多読を広げるにはどうするか、色々考えているから。

でもその中でいちばん頭に引っかかっているのは・・・

*わたしは決して英語の音に慣れていない

*でもそれにしては聞くことはかなり慣れている

*多読進展の三段階で言うと三番目「全部分かった気がする」に近い

*前にもメモしたけれども、わたしの英語の音は落ちるべき音が
落ちていない・・・ だからちょっとのbitesizeでも全部一息で言えなくて
つっかえる

*だからbitesizeが極端に小さい? せいぜい3音節?

*シャドーイングの時も一つ一つの音にこだわっている

*bitesizeの塊として捉えたいのに

*最近インターネットおしゃべり会で、そんなに英語の音に
慣れていない人が/s/をくっきり出すので驚いてどういう風に
出しているか聞いた。「下の前歯に向かって息を吹き付ける感じ」と。

*それで無理矢理そうやってみてわかった気がする--英語の子音と
母音は別々なのだ! 切り離して出せる音なんだ!

*わたしはold schoolの生き残り

*/s/一つでさえ、日本語の「ス」をできるだけ長く言おうとしている

*ボトム・アップを未だにやっている

*劇薬シャドーイングを始めればいいのに

*それともこのままボトム・アップで苦労して、あとから来る
old school の旗振り役に徹するべきか? シャドーイングの優勢は
もう明らかで、それはぼくじゃなくてほかの人たちが示してくれるから?

*シャドーイング本はトップダウンの恍惚とボトムアップの苦悩で作る?