英語民間試験導入とその延期について・・・ 「文科省+経済界」の分かりやすい説明

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Facebookで分かりやすい説明を読んだので、シェアしました。
英語民間試験導入の土台の話しなので、ここでも記録しておきます。

日刊ゲンダイの記事についてです。

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/266148

この記事で説明されている通りだと思いました。
ただしタイトルの
「民間背後の教育改革は格差拡大の失敗を繰り返す」
は違うと思います。

現政権、富裕層、支配層は「格差拡大を狙っている」と思います。

以下にわたしが大事だと思った部分の引用と意見を書きました。

「メリットがないのに導入しようとするのは、何か他に理由があると考えるのが論理的です。ベネッセをはじめとする民間業者と政治家や文科省との利権関係を疑わざるを得ない。ただ、個々の癒着問題も重要ですが、公教育への民間参入という大きな流れで見ないといけない。」

「教育の新自由主義改革です。教育を公の費用ではなくて、民営化するという流れがずっと続いている。教育予算を削って、教育に税金を回さない。加えて、減らされた後のなけなしの税金は、公教育ではなく何とベネッセに回るのです。」

数字信仰、通信添削マインドのベネッセに警戒を!

「昔なら官僚が、これは試験としては成り立たないと止めたはずです。しかし、内閣人事局をつくって、官邸の官僚コントロールが利いているので、ここまで引っ張ってしまったのです。教育政策について、官僚が持っている最低限の合理性や客観性を飛び越して、安倍官邸と少数の政治家のパワーによって、政策がねじ曲げられたのです。」

今回の「入試改革ドタバタ劇」は以上のことを明らかにした点で、
非常に貴重でした。もっと貴重なのは、若い人たちが文科省を
はじめとする「エライ人たち」に幻滅させられたことでしょう。
受験を控えた少数のみかもしれませんが、じわじわと不信感が
広がりますように・・・

e-ポートフォリオについては、記者が・・・

「 ――高校生活全体の活動が監視、管理され、評価されるのですか。背筋がゾッとしますね。」

もう一つ・・・
ここ数年の官僚のていたらくで、官僚がどんな役割を期待されていたのか、
明快になりました、ぼくにとっては。
官僚は「クニ」の背筋になるはずだったのですね。
クニの一貫性を保証するはずだったのではないか?
それがあっさり骨抜きになった。ほかのありとあらゆるものと
同じ運命か・・・

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/266148 #日刊ゲンダイDIGITAL

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