多読はどうやって広がってきたか?

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なぜ今ごろそんな疑問を問題にするのか、と言われそうですが、
SSSの掲示板の時代からNPO多言語多読の講座へと時間が経って、
今ごろやっとほぼ確信になってきたことがあります。

それは口伝え、人伝え・・・

たとえば最近NPO多言語多読に届いた体験会の申し込みに
こんな申し込みの動機が書いてありました。

知り合いの方が何人か参加していて、とても楽しそうなので、是非参加して、続けたいと思います。

とてもありがたいことです。
これまで、新聞や雑誌に採り上げられたり、いろいろな機会に
多読の話をして呼びかけたり、チラシを配ったり、
ウェブサイトを工夫したりと、いろいろな普及努力をしてきましたが、
やっぱりいちばん強力な呼びかけは知っている人、身近な人が
「多読は楽しい!」ということを
「ふだんの行動でまき散らしてくださること」
だろうと思うようになりました・・・

NPO多言語多読の無料体験会も、実際に楽しんでいる人と
直接話せる機会ということもできます。

ただし!

これはしかし簡単には広がらないことの裏返しとも言えます。
でも、それはむしろわたしたちのめざすところだろうと思います。
ただ大きくなることを目指してはいません。
多読のおもしろさを分け合う人はちょっとずつしか広がらない、
それでいいのです。その人たちと一緒に過ごす楽しい時間は
実に何物にも代えることができない時間ですから・・・

Sさん、お問い合わせの引用を許してくださって、ありがとうございました!

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