夏休みの終わりが近づいたころ、TwitterやFacebookでは
学校に行きたくなかったら行かなくていいんだよ、
という呼びかけが目につきました。
大賛成です。学校に熱心に勉強に通っていたら碌な人間にはならない、
とわたしは思います。「じゃあ、そういうあなたはどうだったんだ?」と
反問されそうですね。
その答えも含めてある人から送られてきた「宿題は禁止に値する」
という記事について・・・
わたし自身は小学校のころとてもよく勉強するこどもで、
「ほら見なさい。だから大学の先生になれたんでしょ!」と言われそうです。
でも、わたし自身はあのころ勉強していなければ、
大学の先生どころではない、どんなに自由な人間になっていただろう、
と思っているのです。
ま、わたしのことはどうでもよろしい。それは本旨ではないのです。
こちらのすばらしい記事が復活第1号の話題です。
「とにかく時間をかけなきゃ」
「ごたごた言わずにやれ」
「頭を使うな」
「やる気だ」
っていう考え方は経済界から、スポーツ界、
部活、宿題、塾、受験対策に始まって、
趣味の分野まで広がっていて、
日本はどうにもならなくなっていないでしょうか?
その同じ考え方(というよりも脊椎反射?)で
太平洋戦争に突っ走って、これ以上ない悲惨な
目に遭ったのに、それでも学ばないのだからまったく・・・
いや、この話になると止まらなくなります。
すでに長すぎました。最初の話題に戻しましょう。
つい熱くなった理由はこの記事以外にも
「夏休み明け、死にたいくらい辛いなら、学校に行くな!」
前川喜平・前文科省事務次官が子供たちに呼びかけ
という記事があるのです。
前川さんはすばらしい人柄と見えますが、上のように呼びかけるなら、
文科省の役人時代にもやれることはあったのではないだろうか?
(それともいよいよ力を振るえる次官になったのでアベ一党の方針に
反する行動を始めた、それで失脚させられたということなのだろうか?)
「学校に行くな!」という呼びかけのほかに
「学校に行くのが辛かったら図書館においで・・・」という呼びかけも
あります。
わたしとしては図書館をすすめます。
学校に「行きたくない・行けない」こどもたちが図書館に行くと
日本語の絵本や英語の絵本やインドネシア語の絵本の読み語りがあって、
疲れたら眠れるクッションがあって、
目が覚めると回りに「学校に行けない友だち」がいて、
それぞれのことをしているーー
そういえばきょう、こんな記事も見ました・・・
「どこの図書館か」って?
そうです、日本じゃありません。フィンランド・・・
本当は山ほど言いたいことがありますが、いっぺんに書いたら
だれも読んでくれないと思うので、小出しにすることにします。
火を付けてくれた「ある人」、ありがとうございました!
追記
あしたはいよいよ(?) Bitesize Writing の再開です。
とってもおもしろい提案があるので、楽しみにしてください。