souvenir についてふたたび肚裡さんのメールから・・・
それに関連して、「多読はかならずしも量ではない」 という点について少し考えを書きます。
こんばんは、戦利品という言葉が浮かぶと、遠い昔は他の地への
旅行というより、戦士の十字軍の遠征みたいなものほうがきっと
多くて、どちらかというと、そもそもの語源がこちらにあるのかな
と思ったりもします。
souvenir で「お土産」よりも「戦利品」を思い出した人はほかにもいます。
語源はわかりませんが、「お土産」よりも「戦利品」の方が近いことはおそらくたしかです。
souvenir についてはこうしてみなさんの頭の中にアンテナが立ったとしましょう。
そんなに頻繁に出てくる語ではありませんが、もし出てきたら「お土産」とはだいぶ違いそうだ、といった発見があるといいと願っています。それが unlearn です。
そして unlearn こそ、肚裡さんの次の感想につながる大事な問題だと考えています。
しかし何千万語も読んでこれらの意味(stoppingや今まで話題に
出ているunlearnに関する)にたどりつかないとしたら、酒井先生が
時々おっしゃる言葉どおり、「多読は必ずしも量ではない」量を読んでも
分からないことがいっぱいある、ということに関して、ではどうしましょう?
と考えてしまいます。普段あまり読まないジャンルも読む(勉強っぽい)。
気にしない。酒井先生のunlearnの記事で、ちょっと気に留める。まずは、
しっかり間違えておく。こんなところでしょうか?
unlearn が大事なのは、わたしはみんな「しっかり」間違えているからだと思います。
しっかり間違えていることを「意識しておく」、そうすると修正されやすいかもしれません。
けれども、自然な英語だけに触れて、日本語による説明などははじめからなしにすると
stop にせよ、souvenir にせよ、remember にせよ、unlearn などはいらなかったはずだと思います。