支援者支援の問題は語ること自体が問題で、苦心しています。
今のところうまい書き方が見つからず、わたしが大事だと考えていることを
書けずにいます。
前回までの記事にモーリンさんが意見を送ってくれました・・・
3段落ありますが、上から第1便、第2便、第3便です。
酒井先生、明けましておめでとうございます。
一つ前のブログを読んで思いましたが、昔ながらの勉強で学校英語が
できるようになった英語の先生は抵抗あると思います。本当にうまく
いくかわからないこと、生徒が英語力を見に付けたときに自分が付い
ていく自信がないことなどが抵抗理由だと思います。まず 、教える先生が多読を経験して英語の本をスラスラ読めるように
なることが必要だと思います。自分に多読での成功体験がないのに
多読を授業に取り入れようとするのは上から押し付けられるか、
周りで多読がメジャーになったときでしょう。多読を経験すれば
メリットもデメリットも理解できます。また、先生自身が多読で英語の本が読めるようになっていても、
総合力を考えた場合、どう教えたらいいかわからないでしょう。
テンプレートになるものもないですし。それに、多読での英語習得は
受験勉強にとっては一見遠回りに見えるので英語学習の始めから
(中1など)でないと導入には勇気が要ります。
モーリンさんは学校関係の人手はないのですが、よく学校の特徴を
捉えています。第1便の抵抗感のこと、第2便の「先生自身の多読」の必要性、
第3便の「一見遠回りに見える」こと、それぞれ先生方の実際上の問題です。
特に第2段落の「先生自身の多読」を勧めたくて、わたしの先生向けの
多読講演はそれを目指しているのですが、太陽政策ではなかなか通じない。
つまり、
「絵本から多読をすると、先生方自身にもこういういいことがありますよ。」
と言っても、なかなか通じないので、北風政策で、
「先生方、this that it は「これ、それ、あれ」だと思ってませんか?
英語の過去形は日本語で「・・・した」だと思ってませんか?
before は「 ・・・前に」、「after は「・・・後に」だと思ってませんか?
on を「上に」と教えていたらきっとこの先後悔しますよ!
「I、you、he、she は「わたし、あなた、彼、彼女」だなんて大間違いですよ!
関係代名詞があると後ろから訳してませんか?
Katherine walked into Wim’s office. を「ウィムの事務所に歩いて行った」
なんて訳しゃしませんか?
なんていう具合に北風を吹きかけたいのですが、それもなかなか思い切れない・・・
支援者のみなさんに、北風で攻めるか、太陽で包み込むか、
とくに学校や大学の先生たちにどう向かっていくか--これはまだしばらく
悩むことになりそうです・・・
追伸
わたしはきょう Twitter と Facebook で、こう書きました。
お風呂の中で次の本を書き始めました。
(腰湯で、肩にタオルをかけて)久しぶりです。
TwitterもFacebookもブログも控えめにします。
もちろん海外ドラマはほぼ禁止です。
どれも、筆(キーボード)が止まったときの気晴らしに・・・わ! new year resolution だ!!
ブログを読んでくださるみなさんにも、次の本を書き始めたことを
お知らせして、ブログの投稿が滞った場合の言い訳としようと考えました。
前回も2015年前後に約2年間本の執筆に時間を取られたことがありました。
あの原稿は結局実を結びませんでした。
(出版されなくてもまったく気にしていません。
そういうことはあるものなのです。)
今回は大丈夫だろうと予想しています。原稿ができあがりさえすれば・・・
がんばります! お楽しみに・・・!!