いろいろな人から意見や感想が寄せられて、わたしが最初に考えていた bitesize が少しずつ変化しています。
どう変わってきたかはまだ記事にできるほど考えが整理されていませんが、
「Bitesize ってなんだ?」はまさにわたしが自分に向けて発した疑問でした。
で、この肚裡さんのメールからもわたしは少し前へ進む感じがします。
こんばんは。
肩の調子はどうですか?
肩の調子はほんの少しずつよくなっているような気がしますが、
左手でマウスを操作しているのに、キーボードをしばらく叩くとかすかに右肩がかすかに文句を言う・・・
「ミステリー作家のNY事件簿」に
Don’t be so driven by the pass that you throw away your future.(13語)という台詞が出て来てました。何度か聞いて文字にしたくらいなのでとても一口で言えるものではありませんが、多読でいつか読もうと本棚に飾られた青色の本のように、いつかは一息で言ってみたいものです。もちろん練習などせずに。検索したらシェークスピアに関係する台詞のようですが。あっ、これもバイトサイズですよね?
そこなんですよ、bitesize について考えが変わりつつあるところは。
この文は今のところ、 7語+6語 と二つのかたまりでできていると考えた方がよさそう。
このことは肚裡さんも下の方で書いていますね。
バイトサイズと話し言葉と書き言葉の関係ってどこかで触れられていたでしょうか?
まだ書いていないです、簡単にしか。
一つだけはっきりしていると思うのは、「書きことばも息の量で bitesize が決まっている」という仮説です。
いつかもう少しわかりやすく書きたいですね。
ブログにある
「わたしたちがポンと一息に口から出せる長さはせいぜい3語か4語ではないだろうか?」
の、わたしたちとは日本人のことでいいのですよね。
そうです。日本人が日本の学校でおもに英語を学習すると、初見の4語文を ポンと、
リズムよく 口から出すというのはほぼ無理ではないだろうか?
Biteソーセージというか、電話番号方式(市外局番ー市内局番ー個別番号)というか、
You’ve been ignoring me.(ダウントン・アビー)
You’ve been teasing me.(機関車トーマス)を基本に
How long – have you been living – in London,と(2-4-2語)頭の中で分ければ、すらすら言えるかなとも思ったのだけど上記の文などを考えるとサッと考える暇もなく単純に言えるようでないとダメなのでしょうね。肚裡
そう思います。2-4-2語に分けると練習しやすくなって、その結果いいやすいけれど、
How long have you been living in London? を 2-4-2 に分けるのはちょっと無理矢理ですね。
電話番号方式の最小単位はやはり意味の通じる bitesize のかたまりでなければいけないかな?
つまり How long だけではその前に何かないと意味がない。
(いま How long? という質問が出てもおかしくない発言を即興で考え出そうとしたのですが
できなかった。だれか考えてくれませんか?)
同じように、have you been living も意味があるとはいいにくいような気がします。
in London も同じですね。
「意味のかたまり」からは物語が作れるはずだと思いますが、上の 2-4-2 の分け方の一つ一つからは
物語が出てこない。これもうまく説明できるようになりたい!
つまり、肚裡さんが最後に書いているように、「サッと考える暇もなく単純に言えるようでないと」
bitesize の意味のかたまりを言えたことにはならないのですね、おそらく・・・
ふー、またたくさん書いてしまった。どうも一口で書き終えるのはむずかしい・・・
みなさん、How long? と尋ねることができる発言を考えてくださいね!
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