一口大とは? あまり短くないメモ①

音と文字を結びつけ、音と息を結びつけ、息と意味を結びつける--
その単位を「一口大、一口サイズ、bite-size」と呼ぶとして、
それがどういう単位なのか、まだ考えが足りません。

一口サイズということを言い出したのは、ほんとに最近のことで、
NPO講座のみなさんとR/A(Read-Aloud=読み聞かせ)や1-W B/T(一語Book Talk)や
1-S B/T(One-Sentence Book Talk)などというものをやっているうちに、
少しずつ意識し始めたのでした。こういう「単位」を考えることがことばの獲得とどう
関係があるか、あるいはまったく関係ないか、それはまだ分かりません。

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いわゆる「GR」の功罪について NEOさんから・・・

NEOさんもまた古い仲間です。非常に勘が鋭くて、というより勘だけで
生きているのでは?と思うくらいです。(失礼!) でもその鋭さには
驚くことが多くて、いままでにも何度もブログに登場しています。

先日NEOさん状況の折、フォーラムでもお知らせしたように、新宿
南口で歓迎オフ会を開催。その時にGR(段階別読み物)について
とてもおもしろい話が出たので報告を書いてくださいとお願いしたのでした。
ほぼそのまま引用します。 続きを読む

いわゆる「GR」の功罪について 引き続き意見を募集中!

Aさんからメッセージをいただきました。

たとえばこんな感想をいただいたことがあります。Jo Jo’s StoryってちょっとヘビーなGR.を結構シビアに読んでいたのに、Glossaryでは、能天気に「本文のヘビーさとは真逆の、なんとmouse,snake,cowなどの動物たちが、おっとりした感じでイラスト入りで紹介されています。伝えたいところはそこ?と突っ込みたくなりました。」と、こんな風な形で、GRをちょっと斜に構えながら楽しんでいた時期がありました。当時は、「私が読んだGRのおススメGlossary」を発表しあっていましたよ。ただ、皆さんGRはこれを楽しんだのが最後で、その後は、もっぱら児童書や絵本です。GRもレベル3くらいで飽きちゃったみたいです。

多読向きな読み物にかぎらず、どんな本でも突っ込みどころはあるものですね。
この場合は Cambridge English Readers の Level 2 だったかな?
たしかに重いテーマですね。そこにも「楽しみ」を見つけてしまった!
その上「「私が読んだGRのおススメGlossary」を発表しあって」いた!

いいですね。そうか、CER の glossary は絵でしたっけ。
Oxford Bookworms Library にも glossary はありますね。
Rookie Read-about Science などには写真を使った glossary があります。
どれも、これに説明がいるのか!とちょっと驚きですが。

で、GRのレベル3で飽きるのは当然という気がします。
各社のレベル0から1、2くらいまでは、内容はたいしたことはなくて、
それでも「英語の本が読めた!」で読み続けることができますが、
レベル3くらいを読むころにはそういううれしさはなくなるようですね。
その上そろそろネイティブ向けの児童書が楽しくなるので、
GRから遠ざかってしまう・・・これが一般的なパターンのようです。

でも名作の書き換えGRはレベル5や6になると本当におもしろいものがあります。
みなさん、もしこれは読み応えがあった! というGRを知っていたら、知らせてください!

Aさん、ありがとう! まだまだ意見・感想など募集中です!

学校英語は生徒を虐待している・・・

OreRyuTSJさんのブログから引用します。

わたしの「学校英語を洗い流すために」はいわば観念的です。
一方OreRyuTSJさんの記事は学校英語の実情のひどさを具体的に報告しています。

Facebookに書いた文章をそのまま・・・

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英語残酷物語 いわゆる「英語の授業」は生徒を虐待! (英語教師だけじゃありませんが)「隣と同じことをやってれば安心だ」と。それで苦しむのは生徒、他教科の先生。 英語教師の集団暴走を止めなくては!  英語教師の罪 – オレ流教育論 http://oreryutsj.hatenadiary.jp/entry/2014/06/15/092957

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OreRyuTSJさんが書いているように、英語の先生は英語をほとんど知らない。
そのために自分のやり方に自身が持てず、出版社や予備校や、「カリスマ講師」の言うなりになっているのですね。

なんともはや・・・

しかも英語をほとんど知らない点は英語の検定教科書を作っている人たちもほぼ同じ。
学校英語は芯から、根から、幹から葉っぱまで全部腐っている・・・