世界初! 多言語多読クラブ開催!! 米国!!! 金字塔!!!!

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ブログ記事の投稿が大変滞っております。
実は材料はいくらでもあるのですが、頭の中が「2018年新著」でいっぱいで、
なかなか書けないのです。そこで今回のように、あるいは前回のカイさんの
記事のように、ほかの人から内容を借りてきて投稿しようと考えています。
それでもどれほど書けるか、かなり心配です。

とにかくまずはこれまでの何度か登場している米国インディアナ州ノートル
ダム大学の纐纈(はなぶさ)さんのメールから抜粋です。

きのうはじめての多言語多読クラブを開催しました。
日本語、韓国語、スペイン語、イタリア語、フランス語、ドイツ語、
計30人ぐらい来て、はじめてとしてはいい滑り出しです。
1ヶ月に1度やろう!ということになり、すでに今学期あと2回
決まっています。来年度以降も続けます!
いろいろな言語が書いてある飴も調達してきて、それも楽しい買い物でした。

すごいでしょう!

写真を四葉、続きでお見せします。これが圧巻なのですが、
さらに纐纈さんによる長文の報告も読んでください。
その中から一言 「しみじみ感じたことは「混ぜることの大切さ」 至言ですね。
なんとも言えません・・・

ノートルダム大学のはなぶさです。こちらでは日本語発多読が他の外国語に広まり始め、すでに日中韓、フランス語、アイルランド語の多読棚が出来ています。今年1/24に学内の外国語教員を対象に多読レクチャーをする機会があったのですが、反応は上々。このチャンスを逃すまいと、すかさず企画しましたMuiti-language Reading Club!金曜日の夕方、好きな外国語の本をリラックスして読みましょう、宿題や教科書は禁止、というクラブです。その記念すべき第1回が先週金曜日3/1にありました。中間試験で忙しい時期、果たしてみんな来てくれるのかなーと不安で一杯。色々な言語入りのキャンディーを用意し、ドキドキしながら臨みました。結果、日、韓、スペイン、イタリア、フランス、ドイツから30人が参加してくれました。
ほとんどの学生は静かに読書の世界に入っていたのですが、時々日・韓学習者が楽しそうに話していたり、超初級学習者が「たまご(日本語学習読本)」を上級生に勧めていたり。日本語1年生のLはドイツ語上級なのですが、彼が読んでいたのは多和田葉子のドイツ語エッセイ。本の扉には漢字が書いてあって、そこからまたおしゃべりが生まれました。しみじみ感じたことは「混ぜることの大切さ」。レベルや言語で分けるのではなく、混在することで、面白い効果が生まれるような気がします。
私にとって、言語を超えた読書コミュニティーを築くことは、ここ数年の夢でした。すでに学期末までの4月、5月の開催が決定し、来年度も月一回継続予定です。この企画はスペイン語講師や英語多読経験者/TAのKくんの協力なしには実現しませんでした。酒井先生がおっしゃる通り、学内多読には一緒に推進してくれる人が必要なんですよね。改めて感謝します。

写真の学生たちが6つのことばを多読していると思うと、感無量、世界初の壮観!

これからいろいろ問題もあると思いますが、混ざっていることでいろいろな喜びもあるはず・・・!

はなぶささん、学生のみなさん、どうぞ外国語をたっぷり愉しんで、そして語り合ってください!!

You’ve been off to an excellent start, guys.
Just keep on enjoying languages!

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