考えること、感じること、体験すること・・・ をさなごのやうに

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「をさなごのやうに」の報告があったかと思ったら、
ある人からメールがあって、その場の様子がはっきり浮かぶ書き方が
あったので、どこから「借りる・盗む・真似する」をしたのかと
問い合わせたら、覚えていない、たいして考えずに書いていると
返事がありました。

それで Bitesize Writing の指針六つ に「考えずに書く」というのを
加えようと思ったら、もう指針⑤ に書いてありました・・・

*指針⑤ さっさっと書こう! 考え込まないで・・・

でも、指針⑤ を書いたときにはもう一息、「考えないこと」の
大切さがわかっていなかったという気がします。
それが、上のある人のメールで、ポンとわかった!

(ような気がする・・・)

いろいろな機会に考えないようにと言ったり、書いたり、
考えたり、話し合ったりしてきました。

でもまだまだわたし自身がたいしたことない頭を使っていたのですね。

(The Lord of the Rings の Gandalfのことばを修士論文の巻頭に
引用したのに、まだ学んでいない。
Don’t trust your head, Samwise, it’s not the best part of you.)

試験でも、ことばの理解でも、頭を信用してはいけないようです。
試験では考えるよりも勘を大事にと言ってきましたが、
ことばそのものの理解も考えてなんとかなるものではないらしい。
「ことばの氷山」の海面下はことばにはできない/ならない/超えた部分
なのですね、きっと。

「書く」というと、いかにも頭を使う作業のようですが
(そしてたしかに頭を使って書くこともあるのですが)、
「話しことばで話す、話しことばで書く」というときの「書く」は
頭は使わない方がいい。いわゆる「下手な考え休むに似たり」ですね。
体か頭か心のどこかに溜まっている英語の量を信用した方がいいようです。

追記
ことばの氷山のリンク先はことばの氷山に関するいちばん初期の
ものです。ブログで「ことばの氷山」を検索するといっぱい出てきます。
全部は読めないと思うので、マウスアートのある記事をリンクしました。

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