もっと若い人たちもいるぞ! 新しい出発へ向けて・・・

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noAさん、夏帆さんと20代、10代の若い人たちを話題にしましたが、
つい先日も ‘Phew, it was close.’ とのたまわった3歳10ヶ月の子とか、
オランダでOxford Reading Treeを読み聞かせしてもらっている子とか、
若いどこじゃないですね、幼いこどもたちの様子も報告がいろいろ
出てきています。

きょうの話題も4歳のこども・・・

高校で英語の先生をしているお母さんからのお便りです。
そのため、いかにもの感想がありますが、あまり気にしないでください。

4歳半になる息子の英語での発話、
最近驚かされた覚えているものだけですが、先生にお知らせしますね。

★昨日、ORT1の文字なし「The Apple」を見ながら。
Kipper wanted apple.(ORT=過去形が自然に身についているらしく、
wantedの過去形でした。)
Dad can not reach.   Get !  Said mum.
最後のページで、Oh, no!

文字なし絵本に自分で物語をつけてしまう--ここにわたしは感心しました。

★一人で着替えをしていて上手くいかず、洋服がぐちゃぐちゃになっていたとき。
This is terrible!(叫びながら、Peppaの言い方にそっくり)
洋服をなおしてあげると。
Mommy, thank you for fixing!
(このfixの使い方、私はとっさにできるか分かりません。。。
前置詞+動名詞も、自然に身につくものなんですね。)

ここでまた「高校の英語の先生」を持ち出しては申し訳ないかな?
でも、4歳にして高校の英語の先生を抜いていますね。

★恐竜の絵本を妹に見せながら、本にはない内容を読み聞かせていました。
Each dinosaur has four feet.
Some dinosaur eat green grass.(some のあとのdinosaurは単数形でしたが)
と、突然話していました。
Eachとか、Someとかの使い方ももちろん教えたわけではありませんが、
peppaや好きなディズニー映画(カーズなど)、ORTなどで沢山英語に触れているうちに、
本当に自然に使えるようになっていくのですね。

世の中の「普通の人」は「基本的な文法を勉強してから多読した方がいい」なんて、
よく言いますね。自分の体験の範囲内にとどまっているからでしょう。
シェイクスピアはハムレットにこう言わせています・・・

“There are more things in heaven and earth, Horatio,
than are dreamt of in your philosophy”

これはわたしの大好きな句です。
世の中には哲学というほど考え詰めたわけでも、経験したわけでもないのに、
まるですべて見たかのような口ぶりの人がいますね。
そういう人はとても多い。とくに英語についてはほとんどの人が
自分は不得意だと思っているのに、英語学習法については一言ある!
そういう人が乏しい失敗とたくさんの噂で何か言うと、
わたしはいつもハムレットのこのセリフを頭の中で言うのです。

「天にも地にも不思議が満ち満ちているんだよ、ホレイショーくん、
君のいう哲学など夢にも及ばない」

この I 先生は「普通の人」の浅知恵には頼ろうとしていないように
思われます。だから keep an open mind ということができて、
いくらでも驚くことができる。

息子(4歳)も娘(2歳)も今後も保育園→近所の公立小中学校と、
特別な英語環境は与えずに育てていく予定です。
家庭内の多読やアニメでどのように育っていくか楽しみにしています。
多読の実験資料(?)としても、先生に今後の様子を随時伝えてきますね。

うれしいなあ! 「親子多読への招待特別セミナー」でお話ししたことを
そのまま呑み込んでくださった! そしてその実りを実感して、
多読の実験資料になってくださる・・・

あのセミナーでわたしが話したことは半分は「予想」です。
これまでこどもたちにはたくさん驚かされてきた、
だからこんな考え方で接していけば、こんな変化が期待できるのでは
ないか、という予想です。I 先生とこどもたちのこれからだって、
一本道、まっすぐな道ではないと思います。
また逐次報告してください。もし分からないことや悩みや疑問が出たら、
いっしょに道を切り開いていきましょう。

楽しみです!

追伸
I 先生のように、うまくこどもとの距離を取れない場合
(特別セミナーの言い方では「英語身につけろオーラを消せない場合)
多読を採り入れている児童英語教室にゆだねる手があります。

日本全国の@安心して預けられる(と思われる)教室を次のページで
紹介しています。

「地域の多読の集まり」

ここに紹介している教室やグループはどれもNPO多言語多読と
これまでになんらかの交流があります。
親子で多読はむずかしいという場合は、連絡をとってみてはどうでしょう?