この話題はひょっとすると微妙な問題を含むかもしれないと
考えて、ずいぶん前からなかなか記事を書けなかったのです。
(微妙な問題というのは、たとえば「そこまでやらなきゃ
いけないのか!?」とか、「日本人らしく!」といった
反対論があるだろうと予想される?)
ところがシャドーイングをやっている人たちからTwitterで
話題が出てしまった。そうるすとやはりわたしも一言言いたくなってしまった・・・
「ある人」のツイートです。
シャドーイングする時だけ特別なんじゃなくて、普段普通にしゃべってる時からのどを閉めて声を出してるみたい。そうかぁ、そうなんだ(~_~;)
試行錯誤しているところです。あごの辺りをしっかりさせて口をはっきり動かすと声が通る気がします。まだまだなんですけど…^ ^
声の出し方と言ってもいろいろ注目するところがあって、
「おなかから声を出す」とか、「喉を締めない」とか、
「あごをどう動かす」とか、唇は、舌は・・・とか、
言い出したら切りがないですね。
今回Twitterで話題になったのは喉のこと、おなかから声を出すこと・・・
*わたしの感想はまず「喉を締める・開ける」問題について
実はつい最近わたしも喉を締めていることに気がついたのです。
実は実は、一緒に bitesize がするっと言えないのはそのせいか、
ということにも気がついて、ここ半年くらい、自分の声の出し方が
気になっています。
「喉を締める、開ける」ってどういうこと?
ふだんわたしたちは日本語を話すときにどうしている?
*もう一つの話題はおなかから声を出すということ
上のツイートに応えて、「別の人」が・・・
そういえば、僕はジムデイルさんのハリポタを高速シャドーイング(何言ってるかわかってないからいわば劇薬)している時に、声の出し方が変わっていった気がする。長い文をすごい勢いで読むから、お腹から出さないと続かないのね。イメージとしては、お腹から圧力をかけて口までもってって、口先でちょちょちょってさばく感じ?
少なくとも50年前には「おなかから声を出す」っていう話は
聞いていたと思うけれども、ほんの数ヶ月前までわたしは
たいして気にしていなかった!
ところがなりきりシャドーイングをやろうとしているうちに、
少なくとも一部の英語の音は「おなかから声を出す」っていうのをやらないと出ないことに気がついた!
数ヶ月前ですよ・・・ (まったくね)
で、やっとおなかから声を出すっていう話題が気になってきた。
でも、「そこまでやらなきゃいけないのか!?」って言われそうで、ハードルを上げる気がしていたのですね。それで自分からは
言い出せなかった・・・
ところがTwitterで話題にする人が出てきた!
背中を押される形で、こうしてブログの記事にしているわけです。
自分で英語話すときも調子いいときはそんな感じで、ずっと日本語話してて急に英語話すときなんかは、口先で無理矢理圧力?作るから、一語一語話すみたいになるし、もっと調子悪ければ、本当に音が貧弱になって、たぶん日本人にしか伝わらない音になる。
ここでまた「ある人」が返信して・・・
すごい参考になります! 話すにも通じるところがおもしろい感覚ですねー!!私はシャドーイングして音が重なってる時にはわからないんだけど、自分一人で言ってみるとあまりに音が貧弱になっててがっくりきます。これでもかってくらい勢いよく言わないと同じようにならないことだけはわかった!!
音が貧弱になって日本人にしか伝わらない音になる--
これは相当根本的な発言です。問題発言です。
日本人は声の出し方からして変えなきゃいけないのか!???
「それは民族の誇りという点からどうなのよ?」
という人もいるでしょうね。民族の誇りまでは持ち出さなくても、
日本語を話すときと声の出し方が違ったら気持ち悪い、という
感じ方もあるでしょう。
いますぐわたしに答えや意見があるわけではありません。
いろいろな答えがありえるでしょう。
*日本人式の貧弱な音を世界に認めさせてしまえ!という意見も
ありえる。
*貧弱な音ではどうしても出ない音があるのだから、
コミュニケーションという観点からは英語は英語式の音が
いちばん適切、という意見もあるかもしれない。
*「言えない音は聞こえない」仮説が成り立つとすると、
貧弱な音で英語を話していると、聞き取れない音が出てくる?
上に囲繞したやりとりの最後に「ある人」が書いています。
以前ktbさんが、シャドーイングに王道なしって言ってくれたのが今でも忘れられない言葉なのだけど、ほんとに一人一人違ってておもしろい!!
・・・だそうです。
これにはだれも反論はないのではないかな?