ツイッターで、emiさんから返信をいただきました。
Zootopiaの台詞に”Let it go”が出てきます。「人生はミュージカル映画とは違うんだ、歌って踊れば夢がかなうわけじゃない」との台詞から続いているので、Frozenを意識していることは明白です。意味としては「あきらめろ」に近いニュアンスですね。
emiさんは相当の映画好き、そして英語にもずいぶんなじんでいるようです・・・
既に多くの方が指摘していますが、Frozenの Let it goも原語版は吹替えとは意味合いがだいぶ違います。”ありのままで”も吹替えとして完成した世界ですが、私は解放感の裏に癒えない傷が混ざったような原語版のニュアンスが好きです。
原語版のlet it goに一番近い日本語はなんだろうと考えていた時期があったのですが、石敢當氏による古語訳バージョンの動画をみて腑に落ちました。私の知る限り「ままよ」がニュアンス的に一番近いです。youtube.com/watch?v=3dxu1-…
ほかにもFacebookでいくつか返事をもらいました。ありがとう!
みなさん、気になっていたようですね。
うーん、こんな風に反応が早いなら、もうちょっといろいろ書いてみようかな?
いえね、こういうことを書くと「教えている」と受け取られるんですよ。
だからついこういう話題は控え気味になってしまう。
これは「教えている」つもりはわたしとしてはまったくない。
ウンチク・オフと同じで、ぼくらはいかにことばのことを知らないか、
まして外国語となれば・・・という実演みたいなものなんです。
そう、わたしが書いた本には unlearn の例がいっぱい出てくるんですが、
あれも「そういう例をたくさん教えてほしい」と learn にすり替えてしまう
人がいる。たくさんって、どれほどたくさんなのかというと、英和辞典の
1行につき10行くらい説明したいくらいunlearnしたいことはあるのです。
そんなもん、いちいち教えてられるか! っていうことなんです。
それに人から聞いて納得できるもんではない。ああ、日本語と外国語って
そんなに違うんだ、ということくらいしか納得できないはず。
わ、簡単にするつもりが長くなってきたので、突然終わりにして・・・
昼ごはん!
みなさん、Let it go. について何か観たり、聞いたり、見つけたりしたら
わたし宛に連絡を!
連絡先・・・
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