当然のことですが、Facebook、メールなどで、「普通の文」ってなんだ? という
質問が来ています。
「普通」も「文」も定義するのは非常に大変なはずです。
実は「普通の文」の意味は非常に浅薄なものなのです。
5月3日の記事 で、Ben and Holly’s Little Kingdom を選んだかを説明します。
実はアメリカの幼児向け cartoon を選んでもよかったのです。
ところが実際にアメリカ版の cartoon を観ると、台詞がひどく凝っていて、
「普通」ではないのです。笑わせようとして、ちっちゃいこどもにずいぶん
ませたことを言わせています。そのために当然のことながら、
一口サイズが長めになっていると思われました。
その点、イギリスの幼児向け cartoon は、いかにもこどもらしい台詞で、
その分、アメリカ版のような可笑しさには欠けますが、じわっとほほえみを誘います。
実は「普通の文」とわたしが名付けたのは、どうもその程度の浅いことだったと
今更ながら告白します。いま、イギリスの幼児向け cartoon の台詞を書き取っていますが、
ある程度傾向が見えてきたら、アメリカの幼児向け cartoon についても台詞を書き取って、
比べてみます。