ある講座生の報告! シャドーイングが効いた?

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「ハウルの動く城」の原作はなかなか読みにくいと思うのです。
自分では読んでいないのです、わたしは。
大学でも、NPOの講座でも、読んだ人はほとんどいないので、そう思っているだけです。

で、その作者 Diana Wynne Jones のCrestomancy シリーズを読み始めた人が
講座にいるので、わたしはここまで来た経過をメールで報告してほしいとお願いしました。

以下は、その報告です・・・

最初が Sakai-sensei となっているのは、講座生のメーリングリストでは、みなさんが
そういうのです。

Sakai-sensei

先週木曜日、Charmed Life by Diana Wynne Jones が読めるようになった、おもしろい、
といったとき、そのことを書くようにおっしゃったので、アップします。
どういうふうに書けばいいかわからないのと、文章にすると果てしもなく長くなりそうなので、
箇条書きです。大変遅くなってすみません。

・2014年の8月に”The Incorrigible Children of Ashton
Place”を挫折している。緑か青レベルだったと思う。(表紙はJon Klassen!)。

Jon Klassen は講座でも絵本の会などでも評判の絵本作家ですね。
わたしは上の本を表紙買いしたのですが、そのときは Jon Klassen をまったく
知りませんでした!

・聞き読みもだめだったが、普通に読むのもそれなりにがんばって進んでいく感じだったので、途中で読むのを止めた。話はおもしろそうだったので、そのうち再挑戦しようと思っている。

・そのあと自分なりに大きかったことは2つ。シャドーイングと聞き読み。

・11月から1月ぐらいまでニール・ゲイマンの朗読にハマって、繰り返しシャドーイングをした。一時は、ゲイマンの文章を読むと彼の声で再生されるようになった(今はできない)。

・何時間ぐらいシャドーイングしたかは記録してないからわかりません。

・Yさんに勧められて、3月に聞き読みに再挑戦。

・今まで聞き読みをしたのは、Spiderwick Chromicles #2 ~#5。A Series of Unfortunate
Event #3, #4。The Mysterious Benedict Society。

・聞き読みがすごく快適になってて、驚いた。

・前は、目から入ってくる情報が主で、耳のほうはうるさいという感じ。両方の速度が合わない。

・今は、目のほうも耳のほうもあまりフォーカスしてなくて、両方から入ってきてなんとなく浮かび上がったきた情報を頭が受け取っている感じ。だからわからない単語とか文章とかはスルーされてるみたい。

・自分では、一時シャドーイングを集中的にしたのが、効いているのではないかと思っている。

講座では読むも聞くも話すも書くもそれぞれの混合みたいなこともいろいろやっているので、
なにか変化が起きたときに、その原因を突き止めることはほとんど不可能です。
でも、ここではNeil Gaiman に入れ込んで「シャドーイングを集中的にやったとこが
効いているのではないか」とFRさん本人が感じているということをわたしは覚えておきます。

・The Mysterious Benedict
Societyは、文章の多さに圧倒されて、とにかく進むことしか考えてなかったので、やっぱり最後のほうがあんまりよくわかってないような気がする。再読するつもりです。

・3月からの聞き読みをする前までは、返り読みはしてないけど、たぶん文の構造を考えながら読んでいた。これ文全体の動詞、とか、ここから節、とか。

わ! それは気がついていなかった・・・
FRさんは多読以前にかなり英語を勉強した人です。
いわば「高速文法分析読み」(?)ができたのかな?
今後そういう読み方もあるかもしれないということを覚えておきたい!

・Charmed Lifeは、聞き読みせず普通に読んだけど、さくさく読めた。がんばって進む感じがない。

・先生に文章が難しいといわれて戸惑うほど、どういう文章だったか覚えてない。だからたぶん文の構造とかは考えてない。最後100ページほどは夢中だった。今は登場人物たちのその後が気になる。続きが読みたい。

・今はThe Graveyard Bookを聞き読み中。おもしろくなってきました。

いいですね! いろいろ先が気になる本やCDが出てきて!!
どうぞ、そのまま楽しんでください! 記録をありがとう。

というわけで、どんなに長くなってもいいから記録を資料としてくださいと、お願いしました。
いつになるかなあ?

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